開いて 愛して 消える

どうも、helveticaです。
 
 
 
 
サバオの死は考えさせられた。
自分の周りで人や動物が死ぬ場面にほぼ全く遭遇しないで生きて来たから。
春に大好きだった曾祖母が死んでしまった時も、あたしは学校があるのでお別れに行けなかった。
 

学校についてすぐ、おきなまろさんの地図を元にお墓へ行きました。
手向けてある花、「ありがとう」のプレート、あたりめ…
全部全部、サバオを彷彿とさせました。
身近な人や動物の突然の死がこんなに心を揺さぶるものなんだってこと、
情けないお話ですがこの年で初めて知りました。
なんだか知らないけど心が震えてしまって、大した時間手を合わせてあげられなかった。
ありがとう、ありがとうと馬鹿みたいに心の中で呟いていました。

触ることはしなかったけどふと目が合った時に心を和ませてくれるサバオ、忘れません。
天国でも守衛室前でやっていたみたいにゴロゴロしているといいよ。

 
 
 
触ったこともないのに自分はサバオを愛していたのだなあと実感しました。
心を開くものの死、これはなんという喪失感。
最近ようやく何かを愛する感覚をつかみかけて来た時にこの事件、かなり堪えます…
今日は、そのことで凹みっぱなしでした。
 
愛してくれる人から自分が意図せず去る時だってくるでしょう。
ホント、去り際の反応のされ方はそれまでの生き方が大きく投影されますよね。
サバオはみんなに癒しを与える貴重な存在だったと思います、あたしにとってそうだったように。
 
 
 
サバオ、またね。
あたしが君の近くをほっつき歩いていたら、じっと見つめてくれ。

投稿者:helve : 2008年09月21日 01:10

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