ゆるくて優しい国

ラスト一週間は、怒涛の荷造り&ゴミ捨てだった7月。

辞令は突然に! ではないにしても、今回もあまり時間はなく、
ほとんど何処にも挨拶することなく去ってしまった。
オーバー70だらけで、あまり交流のなかったご近所様は
自治会の班長さんとお向かいのおばちゃん宅のみご報告。
そしたら、引越当日、
向かいのおばちゃんが、朝から赤飯を蒸して持ってきてくれた。
あぁ、宮崎の人は優しいねぇ。

人生優しいだけじゃダメなんだけれど、
こういう優しさが残っているところは、本当にありがたい。

優しくてゆるい宮崎。
退去日前日に、突然やって来たガス屋のおっちゃん。
「明日さ、稲刈りが急に入ったもんでさー」と、前日に集金。
一晩分は「どうせ大した額にもならんから〜」とおまけしてくれ、
挙げ句に「退去する時に、ボンベのここ閉めといてね」と軽く頼まれてしまった。
ある意味助かったが、いいのかこんなことで?
だが、それがゆるされるのが、宮崎の良いところであり悪いところでもある。

クソ重たいダンボール(中身はぎっしり本・紙)に、
業者が「重ッ!」と、あっさり根を上げ(その後、ダンボールは1個ずつ運んでいた。)、
前々日に確認の電話をするまで、
手配を忘れられていたエアコン取り外し業者が遅刻した以外、
引越作業は、ほぼ円滑に進んだ。

そして、どういうわけだか成り行きで、
お向かいのおばちゃんと大家さんと不動産屋さんという
平均年齢80あまりの女性3人に見送られて、
相方と二人、宮崎を旅立ったのでした。

ありがとう、宮崎の9年間。
いろいろあったけど、長くて短い日々でした。


投稿者:fuka : 2011年08月19日 11:32

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コメント: ゆるくて優しい国

ふかふかーRさま、こんにちは。
真夏のお引っ越しは、大変でしたね。
お疲れ様です。

自分のことを思い出しましたら、結婚したのが夏でしたので、
引っ越しが7月下旬。暑かったのは覚えてるけど、昔すぎて。

今の家に引っ越したのは、冬でしたし。
準備や片づけを考えたら、暑すぎない寒すぎない季節が、ほんとはいいのでしょうね。

ケンミンショーは、見逃してしまいましたよ。残念。

投稿者 yukihaha : 2011年08月19日 12:08

>yukihaha 様

前回の転勤も8月で、
連日37度越えの岐阜から、南国・宮崎に引っ越した時は、
二人して人間が壊れてました。

「次の転勤は、夏だけは勘弁して!」と願っていたにもかかわらず、
またしても8月。嗚呼。

次こそは夏以外を希望します。

投稿者 ふかふか : 2011年08月23日 10:01

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