海辺のカフカ

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海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)村上 春樹

新潮社 2005-02-28
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本という存在は、僕の目に色んな影響をくれる。
世界には色んな見方がある。見ようによって世界はくだらなかったり面白かったりする。
僕は最近そういうことをよく考える。
こういう本は、本でいうところのなんてジャンルに選ばれるんだろう。
小学校のときは童話がとりわけ好きで、それ以外を読まなかった
村上春樹の使う詩的な形容詞がなんだか好きだ。


高校のとき部長をしていた。
ものごとをより効率よく正しく進めるための方法を模索していた。
電車で1時間かけて大きな書店まで行って3時間調べ物をしたり、
インターネットでそれらしい格言集なんてものをしらみつぶしに読んだりしたけど、
大した答えはでなかった。

人生において そういうことってきっと多いんだろうな と思う
少なくとも、19年という疑わしくも確実に存在した時間という流れの中において 
そういうことは何度かあったし、これからもそうなんだろうと思う
くるべきものが怖いとき、僕たちはなんとかして待ち受けるための武器を選ぼうと思うけど
そのときにならないと分からないことの方が ずっと多い
それでも待ち受けずにはいられない。

本の感想にしては飛躍しすぎなんだろうけど
そういうことを考えながら、今は下巻を読んでるところ。
ここ1週間ずっと海辺のカフカを読んでるから、
最近の僕の頭にはこの本が住み着いてるような気がする。


オトギ

投稿者:fantasy : 2011年10月04日 23:05

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