芸術祭2009 祭典期間4日目

4年目にして初めて一丁目に足を踏み入れ、おでんだけ買って出てきたみちくさです。
みなさま、芸祭とわれらが野フエスは楽しまれましたでしょうか?
今日は最終日ということもあり、たくさんの方にお越しいただき&足を止めていただき、楽しく演奏ができました。ありがとうございました!ひっそりこっそり呼びかけていた方にいらしていただきとてもうれしかったです。
手羽さんもぎっくりな中来てくださいました。
演奏が始まる前、helveticaさんに「ちょっとちょっと!手羽さんが来てますよ!」と言ったら「さっきそこで会ったんで呼びました」とのことだったのですが、何やらニヤニヤ顔の手羽さん。
この人は何をやらかすつもりなんだろうと思っていたところへまさかのアンコール、ありがとうございました。
腰、お大事になさってください。私もぎっくり仲間ですので、つらさはほんの少し分かります。
そうそう、竹林さんに「かわいらしい」と書いていただいた衣裳、実はそれぞれが高校時代に来ていた制服でした。笑(helveticaさんは違ったのですが)
竹林さんも「あまりに似合ってた」と書いていらっしゃいますが、私の高校時代を知らない友だちからも「とりこちゃん変わってないね」と言われる始末。
膝下丈のスカートは学年で1番の長さでした(といっても、規定の長さなんですけど!)。出来上がってきたときは膝の真ん中くらいだったのですが、とりこ母が「これは短すぎる」と言って仕立屋さんに長くするよう依頼した、というのはもはや伝説です。


せっかくなので、セットリストを。


1.ピタゴラスイッチのテーマ
2.崖の上のポニョ
3.テルーの唄
4.ゲゲゲの鬼太郎
5.かえるのうた
6.残酷な天使のテーゼ
7.ほたるの光

EN 残酷な天使のテーゼ


『残酷な天使のテーゼ』は吹いていてとっても楽しくて特にお気に入りでした。


実は今回、リコーダーをやってみようと思ったきっかけは、教育実習にあります。
自分の研究授業を翌日に控えたある日、私は実習生の音楽の授業を見学に行きました。
その実習生は私と同じ学年で、大学で音楽そのものを専攻しているわけでも、音楽教育を専攻しているわけでもないのですが(説明するのはなかなか難しいのですが、もちろん音楽に関係する専攻ではあります)、彼女が教育実習生として学校に帰ってくる意味が同級生として少し分かる気がしたので、同じ芸術系の教科ということもあり、授業にお邪魔しました。
カリキュラムの関係上、50分の間に歌からリコーダーまでやらなければいけないというハードスケジュールだったのですが、彼女が授業の最初にやったのが「リズム遊び」。
『明日があるさ』を「手を打つ人」「足を踏み鳴らす人」に分けて、ピアノに合わせて演奏?するというもの。
彼女を受け持っていた指導教諭には私も習っていたことがあるのですが、そんなことはやったことがありませんでした。もちろん今の生徒だってそうで、だから生徒たちはとっても楽しそうにそれに取り組んでいました。
それで10分くらい遊んだあとに、歌。発声練習も「柳原可奈子みたいに声を出してごらん!」と、たぶん聞く人が聞いたら眉をひそめるんだろうけれど、生徒たちはげらげら笑いながら、それでもちゃんと大きな声を出していて。
それだけでも十分、私がついぞ感じることのできなかった「音楽の楽しさ」が分かったのだけれど、極めつけがリコーダーでした。
楽譜を見ながら座って吹くから下を向いてしまいがちなリコーダーなので、生徒の中から指揮者を選び、その生徒の指揮に合わせて顔を上げてみんなで吹く。指揮者が交代するとテンポがわざと速くなったりして、ちょっとスリリング。
そうやって練習したあとに全員で合わせて吹くと、その音は本当にきれいで、心がこもっていて、楽しそうで。
睡眠時間は足りてない、研究授業の準備はうまくいってない、他にもいろいろしんどいことがたくさんですっかり参っていた私は、その音色を聴いて教室のうしろで大号泣。笑
以前にも「音を楽しむ」ということについて書いているけれど、このときほど、それがどんなにすごくて、心がうごくことなのか感じたときはないかもしれません。音楽を聞いて泣いたのなんて、きっとこのときが初めて。
その揺さぶられる感じが忘れられなくて、「野フエス」の文字を見たときすぐに参加希望のメールをしてしまったのでした。
パート毎に練習して最初に音を合わせたときのうれしさとか、難しいところが吹けるようになったときの「やった!」っていう感じとか、顔を知っている人、知らない人に聞いてもらう楽しさとか。
きっと図工や美術で伝えたいのもこういうことなんだよなあと考えながら野フエスに取り組んでいました。


教育実習のとき、生徒によく「先生、美術好き?」「美術やってて楽しい?」と聞かれました。
周りの実習生は「楽しいよ。だから大学で勉強してるんだよ」と迷うことなく答えていて、でも私はどうしても「楽しいよ」と答えられませんでした。それは、今でも同じです。
「たのしいと思うときもあるし、しんどいなあと思うときもある。しんどいなあと思うときの方が回数が多いけど、たのしいと思うときはたった1回でもすごく強くそう思う。だから、しんどい気持ちにたのしい気持ちが勝って、美術を好きなんだと思う。嫌いだからこそ、好きなんだよ」
あのときはきちんとことばにできなかったけれど、これがたぶん私の考えていることにいちばん近くて、それは「美術」以外でも同じで。
天の邪鬼だからこその考え方なのだと思います。
嫌いで、しんどくて、それでもまっすぐやってみて、いろんなことを考えて、そうして出来上がる何か。
そうやること、そうする人に惹かれてしまうんだろうなあ、と思ったこの10日ほどでした。


さて、芸祭もおしまい。つづくのは、卒論です。


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)

投稿者:torico : 2009年11月03日 23:56

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コメント: 芸術祭2009 祭典期間4日目

お初です。基礎デ3年の娘を持つ母です。

ふえ科は1日もやってたのですかぁ〜あ!!??
イベントタイムスケジュールには1日はなかったので残念に思ってたんですが・・・やってたんですね・・く・く・くやしい!!
じつは私、地元のリコーダーアンサンブルに入ってて、笛大好き人間であります。
みちくささんは4年生だから・・?ひょっとして最後?

ホント、ザンネン。泣

投稿者 エイトママ : 2009年11月06日 22:58

こんにちは!コメントありがとうございます。

はい、1日も演奏していました。
確かに、今パンフレットを確認したところタイムスケジュールに入っていませんでした。
パンフレットは初日にもらっていたのですが、タイムスケジュールまで確認していませんでした。
ウェブの方には1日も記載されていますので、パンフレットのミスかと思います。
至りませんで、申し訳ありません。
私は4年生なので、芸祭での演奏はこれで最初で最後だと思います。
(手羽コーダーカルテットが結成されれば分かりませんけれど…)
私もとっても残念です。

リコーダーをすきな方に、ぜひ聞いていただきたかったです…!!!

投稿者 みちくさとりこ : 2009年11月06日 23:45

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