子供のためのシェイクスピアカンパニー『シンベリン』@あうるすぽっと

先月、桜美林大学PRUNUS HALLで見たのと同じ演目を、今日は東池袋にある劇場・あうるすぽっとにて。


前回見たとき、(ブログには書いていないのだけれど)「私には、お芝居に対する敬意のようなものがあるんだな」と、すごくすごく思った。
お芝居を尊敬する気持ち、大事に思う気持ち。
なぜか知らないけれど、いつの間にか、いつからか、私の中にはそんな気持ちがある。
私は常日頃、お芝居なんてくだらないだの、なんにもならないだの、もう単なる「芝居ツンデレ」みたいな暴言を吐いているのだけど、このところ、「デレ」の部分が強くなってきて、仕方ない。
というか、自分の中の「デレ」を恥ずかしいと思わなくなったのかな、あんまり。


で、今日はそんな自分の「デレ」がどこからやってきたのか、何となく分かるきっかけになった。
今日の客席は夏休みということもあって、親子連れがたくさんいた。
が、正直なところ私は面喰らってしまうことばかり(うちの母なら絶対に許さないようなことばかり)で、何だかなあ、であった。
帰り道、一緒に見に行った母に、私が初めてお芝居を見たときのことを聞いて、なるほど、と思った。


とにかく私は、お芝居が好きで好きでたまらないようだった。
最初に見たのは幼稚園の年少さんのときだから、まだ幼稚園で学芸会があったわけでもないし、兄弟もいないからごっこ遊びに馴れていたわけでもない。
多分ほとんどまっさらな状態で、劇場に向かったのだと思う。
私は固唾を呑んで舞台の行方を見守り、家に帰ってから歌いまくって踊りまくった(ミュージカルだったので)。
自分も芝居を見るのが好きだった母は、うれしくなって私を劇場にたくさん連れて行った。
帰ってくると、私は毎度毎度、歌いまくって踊りまくったそうな。


何でそんなに好きだったのかね?と聞いてみると、母は「血が騒いだんじゃないの」としか言わない。それ以外に、説明のしようがないと。
でもそれは多分、本当にその通りで、私は小さいころに見たそれらの舞台のことを事細かに記憶している。
それが、「血が騒いだ」ってことなんだろうな、と。


ここまで来たら、もう、諦めの境地だ。私はずっと、ツンデレしていくしかないのだ、おそらく。
説明はつかないけど、好きなんだもん。説明はつかないけど、すごいんだもん。
何かちょっと、親に似てる。言葉には出さないけど、尊敬している。


そういう気持ちがなけりゃ、今まで見つづけてないさ。たぶん。


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)

投稿者:torico : 2008年07月24日 21:30

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