『第7回 千五郎狂言会』@国立能楽堂

このごろ、人の悪口ばかり言ってるような気がしていた。
私自身としては悪口≠陰口なのだけど、まあ普通に考えれば、悪口=陰口だろう。
そんな自分が嫌で、嫌だと言ってる自分も嫌で、それでもやっぱり嫌なものは嫌で、どうしたもんだか、もやもやしていた。
自分の言った言葉はそのまま自分に返ってくるのだと久々に実感したりもした。
そんな今日見に行った狂言は、からりと明るく、そんな私の嫌なところを笑い飛ばしてくれていた。


今日の番組は、『止動方角』『柿山伏』『釣針』。
どれもこれも、登場人物が裏でいろんなことを考えている。
仕返しだったり、嫌がらせだったり、あとは、きれいな女の人が欲しいとか、…でも、あるある、って思ってしまう。そんなことだらけ。
それって、毎日の生活でもやっぱりうまくいかなくて、そういう嫌らしいことを考えると、必ずといっていいほど、しっぺ返しがくる。
でも、それを思いっ切りやってくれちゃう登場人物たちが可愛らしくて、愛しくて、笑ってしまう。
あんまり思い切っているから、失敗の結末に、思わず声をあげそうになる。
人をやっていくのはしんどいけど、楽しい、可笑しい。


明日も頑張ろうなんて思いやしないけど、私もこんな、楽しくて可笑しくて可愛くて愛しい、そんな人たちと一緒なんだなって思うと、ちょっと元気になった。


あと、帰るころには腰がけっこうよくなっていた。


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)

投稿者:torico : 2008年07月04日 23:16

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