『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』@PARCO劇場

『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』ウェブサイト(再演)


私は演劇部にいながら、お芝居を見ることに全然興味がなかった。
というか、もしかするとほとんどの演劇部員というのは、そうなのかもしれない。
私も、小さいころは親に連れられていくつかミュージカルなんかを見ていたし、中学校に上がってからも、ちょこちょこと見てはいた。
でも、それは単純に楽しむためのもので、自分に近い、切羽詰まったものではなかった。
そんな私が、『演劇ぶっく』という雑誌を初めて買ったのは、高校3年生のときのこと。本屋さんで、「舞台をつくる」という特集にひかれて購入した。
そのときは、予備校に通いながら高校で有志演劇をやっていた。部活は前の年に引退しているので、完全に、有志の演劇活動。本来はそんなこと認められないのだけど、なぜか私のいた代11人は、受験そっちのけで(私など特に)やっていた。
私は高校2年生まで演劇部に籍を置きながら、全然演劇部を楽しめていなかった。上下関係はどっかの劇団みたいにきっついし、そのくせ特に面白いことをやってるわけでもない。などと、生意気にも考えていた。
その上下関係とか上演する作品のつまらなさから開放されてやっていた有志演劇は、本当に楽しかった。
そして私はまだまだノーテンキで、お芝居やってくのもいいなあ、なんてあまっちょろく考える女子高生だった。
2か月に1回出る演劇ぶっくを少ないおこづかいから買って、3冊目に特集されていたのが、今日見た『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』の初演だ。
演劇ぶっくで舞台のようすを読んで、面白そう、見たかったな、と思っていたら、WOWOWで放映してくれた。
さっそく録画したのだけど、そのときには見なかったような気がする。きちんと見たのは、浪人してから。
私にとってこの作品は、高校3年生のとき、「演劇」を自分から楽しみ始めるようになった最初のころに出会った作品だから、特別の思い入れがある。普段は全然覚えない台詞を、何度もDVDを見返して覚えた。(今日も、つらつらと自分の中から台詞が出てきた)
そんなことを、ふと思い出した。


初演が、4年前。ということは、私が「演劇」というものに興味を持ってから(という言い方はあまりにも乱暴だけれど)も、4年ということになる。
4年前の私は17歳。
ああ、やっぱり彼女は越えられないなあと、ぼんやり思いました。


あー、腹満ちた腹満ちた。(いちばん響きの好きな台詞)


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)

投稿者:torico : 2008年04月01日 22:44

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