道の話

明日は少し、具体的に試験のことなど書こうと思います。
今日は、私が芸文を受けるまでの、ちょっとした話。


私は浪人していますが、現役のときにムサビを受けたわけではありません。
浪人のときも、一般大の文学部と併願していたくらいで、実は美大入試に精通しているわけではなさそうだと、ムサビ日記メンバーの記事を読んでいて思い始めました。
そんなわけで、多摩美の入試日なんかも、自分のカレンダーにないのですよね。
手羽さんの記事を読んで知ったくらいです。
おそらく芸術文化学科を受験する人の中には、多摩美の芸術学科を併願する人もいると思います。
予備校でもずいぶん、「どうしてみちくさは多摩美受けないの?」と聞かれたのですが、「教職課程がないから」としか答えられませんでした。
不思議な話ですが、親戚縁者、誰ひとりとして教員がいないのに、高校3年生のときには「教員免許を取ろう」と決めていたのです。
とはいうものの、現役のときに受けた大学の学部・学科には教職課程がなく、浪人して学校を選び直す機会を得て、こうやってムサビで教職課程を履修しているのは、何だか偶然のような必然のような、そんな気持ちです。
現役で大学に合格していれば、それはそれで今とは違う道が開けただろうし、今とは違う考えを持って生活していただろうけれど、今の私にとってその道や考えはうさんくさい、というか怪しげ、というかそんなもので、そう考えると、ああこれで良かったんだなあ、と思うこのごろです。


以前、「私は、日々いくつもの選択肢から選んで、選んで、選んで生きているんじゃないか」という話を人にしたことがありました。
すると話した相手は、「道は1つしかないと思う。そこを真っ直ぐに歩いているだけなんじゃないか」と言いました。
そのころは、そんなもんかなあ、そうじゃないと思うけど、と感じたけれど、年月を経て、やっぱり道は1本なのかな、と思います。
まあ、都合のいい考え方なのかも知れないけれど。
そう考えられたのも、浪人してからだし。


何がいちばんいいのか、きっと今は分からないような気がする。それは、今の私についてもそう。
少し先に行って振り返ったとき、良かったな、と思える道が開けますように。


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)

投稿者:torico : 2008年02月08日 16:45

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