リアルな美大の日常を
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ここがスタート
今朝、電車で寝過ごした。
私は4本の電車に乗っていて、寝過ごしたのは4本目。
3本目は1駅しか乗らないのだけど、立ったままぐーすかしていた。
そのままふらふらと4本目の電車に乗り、それは座れるので座った途端にぐーぴーとしていたら、次に目覚めたときは女子高生たちがごっそり消えていた。
何たる静けさ。
慌てて窓の外を見ると、見慣れた鷹の台の駅がみるみる遠くなる。
仕方なく次の駅で降りて、急いで反対側のホームに行って、事なきを得た。
そんな今日。
ちなみに、その出来事のおかげで、一瞬のうちに目が覚めました。ありがとう、寝過ごし。
フィットネスエチュードの授業で、能面を見せていただいた。
女の子がつけると、顔がすっぽり隠れてしまうのだけど、男の子がつけると、顔の面積より面(おもて)の方が小さいので、いかにも「化けています」といった感じになるし、無いはずの表情がとてもリアルだった。
能面は、ほんの少しの光の変化で表情を変える。
少し下を見れば怖い感じに。上を見れば人の良さそうな感じに。
視界がとても狭いそうで、だから能楽師は摺り足でしか動けないとか。
いちばん面白かったのは、「言葉を発したらそれはもう役ではなくなってしまう」という話。
確かに、面をつけた男の子が普通にしゃべると、変な感じ。
すごい!単純にそう思った。
放課後は、東京都教員採用試験説明会だった。
主に3、4年生が対象なのだけど、授業の一環で私たち2年生も参加できることに。
自分のちぐはぐさに気づき、いい経験になった。
私が進路をはっきりと決めるまで、あと1年ある。この1年でどうするかだなあ、と思う。
私は先生という人たちに対して小学生のころから違和感を持っていて、でも今それを目指して勉強している。
その妙な姿勢は、私の演劇に対する姿勢と共通している。
嫌いなのに、好き。まさしくツンデレ。
その距離感を、どう詰めるのか、もしくは詰めないのか。
そんなことを考える1年になりそうだな、という予感。
不平、不満は数あれど、いい意味でも悪い意味でも勉強になった説明会だった。
ムサビにいる人たちが本当に好きだと思った。
でもすっかり参ってしまったのも、また事実だ。
今日の空気にやられてしまった。
明日は寝過ごしたくない。だから今日は、早く寝ます。おやすみなさい。
ではまた明日。
michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)