感触

20090922.jpg

昨日今日と通学中に考えていたのだが、『幸せなら手をたたこう』という歌、なんだかちょっと怖くないだろうか。
『幸せなら態度でしめそうよ』という表現は、小さいときから「押しつけがましいなあ…」と思っていたのだけど、その人が幸せなのかそうでないのかも分からないのに、『ほらみんなで手をたたこう』って言い切っちゃうのは、暴力的に思える。


そんな実感はどうでもよく、昨日のインタビューのこと、書いてもよかったのですね。
ということで、回転体コンビのつなぎが赤い方、みちくさが書きます。


手羽さんは、いつも遠くから「あー手羽さんだ」って見ていて、でもオープンキャンパスでもお昼休みでも放課後でもいつも声をかけられず、どんな人なんだろう、わくわく、と思っていたのですが、ご自慢のサラサラヘアー以上に、声がとてもすてきな人だった。
顔や姿はいくらでも遠くから眺められるけれど(この表現ちょっと怖いですね)、声はどうやったって、その人のそばに行かないと耳にすることはできない。
一昨日と昨日では、もう手羽さんの日記を読む感触が変わってきます。声の存在って、大きい。
やっぱり、顔と名前が一致するだけじゃ、その人を知ったことにはならないんだなあ、と思いました。
もちろん、声だけ知っていたって、どうにもならないのだけど。


四輪駆動さんは、多分この人がそうなんだろうな、と授業のときに思っていたので、手羽さんほどのびっくりはありませんでしたが、それにしたって元気な人だなあ!と。元気で、気持ちがいい!ぱしんぱしんとした空気が周りにある感じ。


(ほぼ)初対面の人3人と話すなんてかなり久しぶりのことで、私はド緊張。昨日の日記のようなことになるわけです。
でも、知らないことが知れたり、相手をちょっとびっくりさせたり、人と話すって面白いんだなあと、こういう機会があるごとに、実感します。
ブログを書くときは、誰でもない人(でも大事な人)に話しかけるつもりで書くけれど、目の前に人がいるときは、もうその人のためだけに話すしかない。
それが、大変でもあり、しかし面白くもあり。
目の動きひとつで、あれ、伝わったのかな?って不安になったり、少しでもうなずいてくれると、大丈夫だ、ちゃんと伝わってる、って思ったり。身体ってすごい。


そういうときに感じる、自分がふわりと浮いたような、もう1人の自分がちょっと離れたところから自分を眺めているような感触。これは、演劇部にいたころのことを思い出させる。


うまく言えないのだけど、自分の中にあるものをどうにかして外に出そうとするとき、私は、私のそれまでを振り返らずにはいられない。
すべての経験が、今の私を形づくっているんだなあ、と実感する。その実感は、一般的に言われる「全身を耳にする」感じと似ている。私が、すべてになる感じ。すみからすみまで、私になるというのかなあ…
それは出そうとするときに限らず、相手から教えてもらうことが、自分の中での納得に変わる瞬間も、然り。


この感触を言葉で伝えるのはすごくすごく難しい。だからこそ価値があるのだけど、今の私ではこれが限界だ…


そうそう、私も「みちくさとりこさん」なんて呼ばれてしまったのだけど、そのときの、「うおお!私はみちくさとりこなんだ!」っていう感触も、ぎょっとするくらいに生々しかった。
名前って、すごい。言葉って、すごい。


今日は久しぶりに、少し遅くまで学校に残って制作していた。
油絵学科油絵専攻の課題の出し方についてなど、友人から聞く。なかなか面白そうな課題ばかりで、ちょっと友人がうらやましい。友人も、どの課題を選ぼうかと悩んでいた。うれしい悩み。


今やっている制作の関係で行ったとある場所で、高校3年のとき、出席番号順に座ると隣の席だった子に会う。
彼女がムサビに来ているのは去年すでに知っていたし、どの科にいるのかも知っていたのだけど、彼女の選んだその場所(=アトリエや工房)で会うのは初めてだったので、思わず「変な感じだねえ…」と言ってしまった。
すると彼女、「とりこちゃんが変なんだよ」と冷静な返し。このクールなところ、高校のときから変わっていない。
私の憧れる場所で見る彼女は、本当に好きなことをしているんだなって思えて、とてもかがやいて見えた。
彼女は、どんな作品を作っていってくれるんだろう。陰ながら、とても楽しみにしている。
私は、彼女に楽しみにしてもらえているのかな。


私自身の制作は、といえば、思うようにいったものあり、いかなかったものあり。
来週からはちょっと大きな作品に挑戦するので、この連休はそのプランニング。
火曜日にはさっそく取りかかれるよう、準備して行かなくては。
それにしたって、時間がない。先生が、早くやりなさいとみんなを急かしていた理由が、今分かったぞ。


月曜日はお休みだったんだ!


うれしかなし。


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)


※追記
鷹の台駅前の商店街で、研究室の助手さんとすれ違いました。あちらは自転車、こちらは歩き。
今日私がはいていたデニムのスカートは、放っておくとなぜかチャックが左側に寄ってしまいます。骨盤がゆがんでるんでしょうか。
さりげなーくさりげなーく直しながら歩くのですが、助手さんとすれ違った瞬間に、私はそのさりげなーくをやっていました。
あちらは気がつかなかっただろうけど、こちらは勝手に、恥ずかしかったです。

投稿者:torico : 2007年09月22日 22:45

トラックバック


コメント: 感触

コメントしてください




保存しますか?