リアルな美大の日常を
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至れり尽くしちゃう回転体実習
こんにちは。
昨日出来たものもらいもどきは、今朝になってみれば大きくふくれあがり、目を開けることすらしんどい状態に。会う人、会う人に、「とりこちゃんそれどうしたの?」と言われる始末。
回転体実習の作業をばたばたと終え、土日祝日も夜までやっている、素敵な眼科に飛び込みました。お財布の中に、保険証と診察券をしのばせてきたのです。
ありがたいことに今日は待ち時間も少なく、すぐに名前を呼ばれ、診察。
拡大鏡(というのだろうか)ごしにこちらをのぞきこんだ先生、しばし絶句する。
そして、
「こりゃあ、化膿してるわ。つぶさないと」
とおっしゃり、針、とひとこと、看護師さんに指示なさる。(小さな傷口にばい菌が入ってしまったみたい)
気づけば私は後頭部を看護師さんに押さえつけられ、まぶたにできたできものに、針をぷっつりと刺されていました。
先生は、「あー出た出た(膿が)」とうれしそうにおっしゃいながら手を洗い、軟膏を塗ってくださいました。
しばらくは、軟膏を塗りながら様子を見てくださいとのこと。そして、コンタクトレンズはなるべくしないようにとのこと。
教えに従い、眼鏡(今日は眼科に行くぞ!と思っていたので持参しました)で帰る。
コンタクトレンズを通して見る世界はきちんと立体なので、眼鏡の書き割りっぷりにびくびくした。
遠近感がまったくない。これは、回転体実習という、まるっきり立体をやっている今の私には、よろしくない!仕方ないけれど、軟膏はうすくうすく塗って、誤魔化すことにします。
それにしても、帰ってきて見た鏡に映る、ものすごく怖い顔の女の人にびっくりしたのだけど、あれは誰だったのでしょう。左目が、真っ赤。あいたたた。
でも、とにかく夜までやっている眼科を見つけておいて良かった。課題に追われる美大生には、ありがたい存在、ではないでしょうか。
受験生の皆さんも、今のうちに最寄り駅や乗換駅で、夜までやってる各種お医者さんを見つけておくのがよろしいかと。そんな、心構えも必要です。
さて、回転体実習。
今日は、昨日までに作った型を使って、立体にしていく作業。ここまでの説明を端折っているので、どんなことをやっているのか分かりにくくて申し訳ないのですが…(授業が終わったらきちんと手順など書きます!)
ぐるぐると回せる軸に、シュロ縄を巻きつけ、それを軸にして周囲に石膏をくっつけていきます。いっぱいつけたら、ブリキで出来た型が石膏を削ってくれる仕組み。
ついさっきまで、平面でしか見ていなかったものが、丸く形を持って現れるさまは、見ていてすごくすごく興奮した。石膏のぬめりとした触り心地と相まって、みんな大騒ぎ。ぐるぐる回す棒とブリキの板ですごい音。今週中に終わらせなきゃいけないので、先生も助手さんも、あっちゃこっちゃ。石膏を入れたボウルが飛び交い(ちょうどいいやわらかさの石膏をみんなで分け合ったので、自分のボウルがどこに行ったか知る者はいない)、石膏を持った助手さんと先生が行き交い、ぐるぐるぐるぐる。
5限が始まってちょっとしたころに、何とかある程度完成。走って5限の教室に行き、また回転体のもとに戻る。そして、最後の仕上げをして、おしまい。
ものすごいスピードで今日は過ぎ、明日でとうとう本当に完成、のはず。棒を抜いて、そこにまた石膏を塗るのです。
私の形は、どんなふうに机の上に立つのか。楽しみ。
実は、授業が始まるまで、学校には慣れないし立体には慣れないしで、すごくうしろ向きだったのです。
でも、うしろ向きな気持ちで受けた授業ほど、思い返すと楽しくなる、というのは、私の中にある法則のよう(以前「イベントのあとは風邪をひく」という法則を人に話したら、「そんなことを思ってるから風邪をひくんだ!」と怒られ、びっくりした記憶があります)。共通絵画や共通彫塑も、いやでいやで…、という感じだったけれど、最後には楽しくできました。
もちろんまだまだ不安なことはあるけれど(型からちゃんと抜けるのかなあとか)、こんなに楽しいなら大丈夫。
やっぱり、私、学校好きだなあと、思いました。なんてムサビ日記に書くと、やらしいかしら…(本心なのに!)
お昼休み、将来のことについてなど話し合う。
何が決まるというわけでもないけれど、そういうことを話せる人に会えてよかった。
それにしたって、私はどうなるのだろう。
最近10年後が怖い、という話をしたら、私は今で精一杯だ、と言われた。むしろ私は、今があまり見えていないのだろうか。
ではまた明日。
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