学習指導要領改定案提示

朝、新聞を広げて思わず、ううむ、となった。
(しばらくするとリンク切れになってしまうかと思いますが、ひとまずリンクを張っておきます)


”小学校授業時間、30年ぶり増 高学年は英語も 中教審”(2007年8月31日、朝日新聞)
”小学校の主要教科・体育の時間10%増し、中教審大筋合意”(2007年8月31日、読売新聞)
”30年ぶり授業増 学習指導要領改訂、中教審部会が了承”(2007年8月31日、毎日新聞)


さらに、家に帰ってきて、うむむ。


”中学授業も週1コマ増、総合学習は減 学習指導要領案”(2007年8月31日、朝日新聞)
”中学も授業10%増、主要5教科と保健体育…中教審部会素案”(2007年8月31日、読売新聞)
”授業を年200時間増へ 中学の主要教科など”(2007年8月31日、毎日新聞)


参考:
*文部科学省ウェブサイト
*中央教育審議会ウェブサイト


朝からひとしきり、このことについて母と話をした。


このごろ私が接している小学生たちが、全然本を読まない、という話になった。
私は小さいときから本を読むのが好きだったので、そういう子がよく分からない。分からなくて、困る。いや、つまんない、かったるい、めんどくさい、という気持ちは分かるのだけど、それでもその本質は、よく分かっていない。
それで、「どうして私は本を読むようになったの?」と母に聞いてみたら、「だってあなたが、『ママはどうして本が読めるの?』って聞いてきたから」という答えが返ってきた。
それがとても印象的だった。どうやって「本を読む」なんて言葉を覚えたんだと抗議してみたものの、「だってそう言ってきたんだもん」と言われるばかり。
そんな母は子どものころ、いわゆる「名作」を読むように押しつけられて、読書は好きなのに名作たちは大っ嫌いになったそうだ。どっどどどどうど、のあの人の作品などなどが。
だから私は、一般的に読んでおいた方がいいだろう本、たとえば、ぷかぷかわらうやつとか、以外は自由に読書させてもらった。
ひとりっこだからかもしれないけれど、幼稚園に入る前も、入ってからも、小学校に上がってからも、いちばんそばにいたのは本だったように思う。友だちと遊ばないで図書館に入り浸っていたのは、私。
小学校3年生のとき、放課後の廊下で本を読んでいたら、「みちくささんは本の虫ね」と当時の担任に嫌みたっぷりに言われて(彼女は国語の先生だったのに!)、ふーんだ!と思った、ものだ。


そんなことを、この記事を読んで思い出した。
本を読めば学力が上がるなんて思わないし、申しわけないことに私がその好例だけれど、でも増やすものって、「授業数」でいいのかな?って、ほんの少し教育というものを勉強している美大生は思うのです。
美大生だからって、声高に、「美術の時間を増やせー!」と叫ぶ気はない。美術の授業で育てられるものはあるだろうけれど、それより前の問題は、山ほどあるから。


そんなことを、とりとめもなく話していた。
ただ、ただ、違和感を覚えるのです。これでいいのかなって、とても疑問に思う。
もっと、出来ることはあるんじゃないだろうか。


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)

投稿者:torico : 2007年08月31日 21:59

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