劇団☆新感線「犬顔家の一族の陰謀 金田真一耕助之介の事件です。ノート」@サンシャイン劇場

多分今までもこれからもずっと好きだろう、劇団☆新感線のお芝居を見に行った。
今回は、「ネタもの」「おポンチ系」と呼ばれる、ひたすらに笑いを追求した作品。
ゆるんゆるんで、すごく楽しめた。


新感線はいつもパンフレットが凝っているのだけど、今回のパンフレットは、タイトルにちなんでノートのような作りだった。手触りがとても大学ノート。東學さんの作品です。なるほど!


劇団☆新感線の主宰であり、演出家であり、今回のお芝居の脚本も書いたいのうえひでのりさんがパンフレットに寄せていた文章が、印象に残りました。
昨日の、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん(ナイロン100℃主宰)のブログと、少し重なる部分があったからです。


私は最近のお笑いを、ほとんど見ません。ケラさんがブログで挙げている人たちくらい。
それはなぜかって言ったら、きっとケラさんと同じ理由になると思うのです。
高校1年生くらいのとき、NHKの「爆笑オンエアバトル」を毎週欠かさず見ていました。劇団ひとりや、陣内智則がまだ出ていたころの話です。
審査員のコメントが毎回とても辛く、信用できる人たちが見ているんだなあと思ったものです。
しばらくして、オンエアバトルに出ていた芸人さんたちが、外へ出ていくようになりました。彼らが好きだった私は、自然にその行く先も見るようになり、しかしそこで、ケラさんと同じような気分になったのです。
合わないなあ、と。ひたすら。
芸人さんたちひとりひとりは、そう変わったわけでもないのに。長らく不思議でしたが、ある時、「ああ、お客さんなんだ」と分かりました。
それで、お笑いを見なくなってしまいました。最近久しぶりに見て、面白い人たちにも出会いました。この5年くらい、もったいないことしたなあ(だって私が高校1年生だったころ、トツギーノの升野さんはまだコンビを組んでたんです!トツギーノが流行りだしたころ、見たことある人だなあと調べてびっくりしました)、と思うけれど、やっぱり私も、「あまりこちらに流れてきて頂かなくて結構」と感じてしまうのです。
だから鴻上尚史さんの舞台にアンジャッシュの渡部さんなんかが出てしまうと(2006年「恋愛戯曲」)、どっちも好きなのに、ふと不安になってしまうのです。


でも、かくいう私も、「吉本興業に入ってやろうか」と考えたこと、1度や2度じゃございません。
先月くらいにも考えました。
すごく、近いのだけれど。


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)

投稿者:torico : 2007年08月22日 21:00

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コメント: 劇団☆新感線「犬顔家の一族の陰謀 金田真一耕助之介の事件です。ノート」@サンシャイン劇場

大学の時のアルバイト先の友人が「無名塾は無理だけど、丹波道場ならなんとか」と冗談めかして言ってたけど、卒業後は乃木工芸社に入って、今は何をしているのかなあ...

投稿者 音量子 : 2007年08月22日 22:52

無名塾にしろ丹波道場にしろ…チョイスが素晴らしい方です…
「今は何をしているのか」に、どきどきです。
私も富良野塾の最後の塾生になったら、こう、何かが変わるかもしれませんね…
なんて。

投稿者 みちくさとりこ : 2007年08月23日 13:08

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