最近

高校の部活のことを、よく思い出します。
弱小演劇部の、練習中に流れていた空気。教室のおっきいカーテンにくるまって、科白を覚えたなあ、とか。
ここ数日、あの空気がぶわっとよみがえってくることが多いのです。しんみり。
何度も何度も言うけれど、私は演劇なんて大嫌いな演劇部員でした。早口言葉も言えないし、科白は全然覚えられないし。
なのにあの空気。教室の机を全部後ろにやって、ベランダで発声練習をやって、場面ごとに通すあの時間。あのすき間。
今でも演技するなんて、全然好きじゃないのです。人が私を見るなんて恥ずかしいし(下手だから目を引く)、大きい声も出せないし(どうして演劇経験者というのはあんなに大きな声が出るのでしょう)、日常会話も噛み噛みだし(なにより早口)、のどはすぐにつぶすし、体力は全然ないし、へこたれるし。
何がそんなに、私をあの空気の中に留まらせるのだろう。3年考えても分かりません。
でもそういう人は少ないようで、演劇部の先輩も後輩も同級生も、演劇の方面に進んだ人以外は、ほとんどが演劇に触れることなく過ごしているのです。
私は、劇むさに入るなんて全然考えていなかったし、映像IIの授業を取るなんて、めっそうもないと思っていました。
なつかしいともまた違う、あの教室を思い出すと、さみしいような気持ちになるのです。だから、避けたくなってしまう。絶対に楽しいと分かっているのだけど、己の力の無さを言い訳にして、そのさみしさを外から眺めているのですなあ。
しばらく距離を置きましょう、という感じなのだろうか。


何を書いているのだ、私は。でも妙にこのところそんなことを思うので、書いてみました。ネタ切れなわけではないのですよ。


明日は本多劇場へ。


ではまた明日。


michitori◎hotmail.co.jp(◎→@)

投稿者:torico : 2007年08月06日 22:37

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