老神温泉旅行1日目

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8月1日から2日、群馬県にある老神温泉というところに行ってきました。
老神温泉は、東京から車で2時間くらいのところにあります。バスの便があまりないためか、あまり知られていない、静かないいところです。みちくさ家は、もう5回くらい来ているのかな。


1日は、老神から少し離れたたんばらラベンダーパークに、ラベンダーを見に行きました。
ここは、冬はスキーパーク、夏はラベンダーパークに名前を変えます。高原だからたくさん雪が降るし、ゴールデンウィークまでスキーが楽しめるのだとか。もちろんリフトもあるので、歩いて回るのはちょっと…、という人にもぴったりです。今回、みちくさ家とみちくさ母の両親とで行ったのですが、リフトの係員さんがとても親切でよかった。
ラベンダーは、ごらんのような感じでした。まだ咲いていないところもあったのですが、一面に広がるラベンダーはとってもきれい。いい香りもしました。空も青くて気持ちがよかった。


お決まりのラベンダーソフトを食べて(バニラと半分ずつのもあります)、旅館へ。
お風呂にのんびり入ってからごはんです。ごはんは、きっと女性向けなんだろうなあ、という作り。ちまこまといろんなものが食べられます。おいしかった〜


さて、ここからが芸術文化学科みちくさの話。
老神温泉は、交通の便がそんなによくない、ということもあって、決してにぎわっているとは言えません。
でも、朝市で新鮮な野菜が食べられたり、ごはんもおいしかったり、少なくとも私にとってはすごくいいところなのです。そんなところに、人が来ないのは少しさみしい。
老神の人たちも頑張っていて、夏の間は女将の会主催の盆踊り大会が開かれているのですが、特に夜店が出るわけでもないので、初日だった1日などは、ほとんど人が集まらない。踊っているのは女将だけ、という状態でした。
実は老神では、去年も盆踊り大会をやっています。去年も同じくらいの時期(お盆の少し前)に行ったのですが、人出は今年と同じくらい。つまり、去年あまり効果のなかったものを、そのまま(ポスターまで!)、というより、規模を小さくして(2時間→1時間)やっているのです。
私はここに、疑問符をつけたい。
老神温泉という素敵な場所を、たくさんの人に楽しんで欲しいという気持ちは分かる。けれど、それって盆踊り大会で伝わるのだろうか。旅館の窓から盆踊りを見ながら、いろいろ考えていました。


まず、何度も書いているように、老神温泉は交通の便が良くありません。最寄り駅である沼田から、1日に10本くらいしかバスが出ていません。電車の時間に合わせているけれど、これではあまりにも不便。
だったら、旅館が進んで送迎バスを出すだけで、ずいぶんお客さんの入りは変わってくるのではないでしょうか。遠いから、不便だからであきらめられてしまっては、もったいない。特に高齢の方は、自分で山道を運転することに不安もあるでしょう。バスがあったら便利なのにと思います。
それから、旅館の作り。これはなかなか変えにくいでしょうが、ごはんを食べる部屋に、いすもあればいいのに、といつも思います。みちくさ家がいつも泊まっている旅館は、お座敷です。私の祖父は杖を使っているのですが、とても不便そうにしていました。そういうところで、旅館が敬遠されてしまうのはもったいない。
また、バリアフリーの面からいうと、お風呂に手すりが付いていたらな、と今回すごく感じました。自分だけだと何とも思わないのですが、祖母と一緒にお風呂に入ると実感します。
段差はもちろんのこと。ほんの少しの段差でも「よく見えない」と言ってつまづいているのを見ると、確かに気づきにくいのだけど、気づかなくてはいけないのだと思いました。


バリアフリーは、誰もが使いやすいようにすること。ではその上で、老神温泉がターゲットにすべきはどの年代の、どんな人たちなのか。
老神のそばにある、渋川温泉・伊香保温泉は、家族連れをターゲットにしています。高速道路を下りてすぐのところにあるし、牧場もあるし。だったら老神は、それに対抗して、落ち着いた大人をターゲットにすべきでは?と思います。何しろ老神の周りには、何もない。でも、それが何よりのいいところ。それを分かってくれるような人たち、例えば高齢者、例えばただただぼんやりすることを求める(私のような)人たちに来てもらうのが、老神にとっていちばん幸せなのではないかと思うのです。
何も起こらないことが、何よりいい。それを、周りに流されずに、老神の人がアピールできればいいのにな、と。
でもそういう人たちに、アピールしていくのは難しい。インターネットを使わない人だってたくさんいるでしょうし、何もないことを強調するのは変な感じがする。
やっぱり、1回来てもらって、その人たちにリピーターになってもらうのがいちばんなのだろうけど、その1回が、むむむ…


と考えているところで、寝てしまいましたとさ。はっ…!
何もない、何もしない幸せって何だろう、と思いながら寝たのでした。1日目おしまい。


つづく

投稿者:torico : 2007年08月01日 23:59

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