正直

私は、わりと早い段階で進路を決めていたように思う。
中学校3年生の時には「映像を作る人になりたい」と思って、美大に進むことに決めていた。
高校生になっても結局それは揺らぐことなく、今に至っている。


大学1年生の終わりくらいから、就職について考えるようになった。
私は1年浪人しているので、高校の同級生たちはもうそろそろ就職活動を始める。私はまだまだ、と余裕でいたのだけど、実際のところ、「どういう職業に就きたいのか」とはあまり考えていなかったことに気づいた。
いろいろ考えた末に、「先生になりたい」という結論を導き出した。
それが、何がきっかけになったかはよく分からないけれど、揺らぎそうになっている。
多分、ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン(VCD)やDTPの授業を受けたからだと思う。
とっくに考え終わったと思っていた、「自分の職業」について、また考え始めることになった。


そんな今日、高校の部活の後輩から、文化祭で上演するお芝居の、中間発表のお知らせをもらった。
私のいた演劇部では、夏休み中に、どのくらいまで作品が完成したかを、顧問や先輩たちに見せるのが恒例になっている。
彼らが上演する演目を見て、私はちょっとびっくりした。すごく大人っぽくて、身の丈に合わないんじゃないかという気がしたから。
彼らは、「どうして演劇をやるのか」ということを、考えているのかなあと、ふと思った。
私はそういうことを頭でばっかり考えてしまう人で、演技がそれにおっつかなくて、本当にダメな演劇部員だったのだけど、本当に何も考えず、与えられたセリフを吐くというその突拍子もなさを、彼らは理解しているんだろうか、と思ってしまった。


「どうして演劇をやるのか」という疑問は、「どういう職業に就きたいのか」という疑問と、重なる部分があると思う。自分の中にどんな線を、1本張るのか。信念、とも言い換えられるかもしれない。


「演劇をする理由」というキーワードで検索をかけてみたら、西田シャトナーさんの書いた日記があがってきた。(検索というのはちょっと安易な方法ではあるけれど)
「演劇をやる理由について、ちょっと熱い話。」という記事。
(西田シャトナーさんは、惑星ピスタチオという劇団で、脚本・演出をなさっていた方です。あの佐々木蔵之介は、惑星ピスタチオの俳優でした)


うまく言えないけれど、なるほど、と思った。


ではまた明日。


michitori@hotmail.co.jp

投稿者:torico : 2007年07月19日 21:05

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