リアルな美大の日常を
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I only have eyes for you.
こんにちは、みちくさとりこです。
今日は、今期の授業でいちばん好きな、「映画史概説」の授業がありました。先生の話し方が計算されていて、ぶれがないので好きです。もちろん、映画史そのものも。
私は映画をほとんど見ない人なので(残念ながら、この授業を受けるようになってからも、見る本数が飛躍的に増えたわけではない)、もしかすると映画が作られ始めたころの人たちと同じような気持ちで、ひとつひとつの作品を見ているのかも知れません。私の方が、比較する作品が多くて有利、なのかな。
今日はミュージカル映画を見ました。バスビー・バークレーという、もともとはブロードウェイで舞台の振付をしていた人が監督した作品や、フレッド・アステアという、50年代の二大ミュージカルスターの1人の出演している作品や(ちなみにもう1人は、「雨に唄えば」のジーン・ケリー)。
バスビー・バークレーの作品は、すごくすごく私好みでした。先生曰くの、「ミクロとマクロの世界を行ったり来たりする作品」。「百聞は一見に如かず」と先生もおっしゃっていましたがまさしくその通りで、家に帰ってきてから母親にこの映画の面白さを説明するのはひと苦労でした。ブログでも然り。
人の目の中から人が出てきたり、人の顔がスカートになったり…、ってほら、全然分からないでしょう??
でも、私は何だか泣きそうになって見ていました。人間の身体のきれいさは、私にとってとても気持ち悪いもので、だからとても好きで、気持ち悪さと思いの強さに、すっかりやられてしまうのです。
機会がありましたら、ぜひご覧ください。私も全編通して見てみたいです。
ちなみに、バスビー・バークレーの作品は、「人がうじゃうじゃ出てくる」「ミクロとマクロの世界を行ったり来たり」といった「お約束」が飽きられてしまい、かなり早いうちに廃れてしまったんだとか。
「お約束は飽きられるのが早い」という言葉が印象的でした。
落語とか、吉本新喜劇とか、お約束なのに飽きられてないものって、バスビー・バークレーの作品と何が違うのだろう。なんて考えていました。
日記のタイトルは、「泥酔夢」という映画に使われていた曲から。名文だと思う。
受験生の皆さまは、どう訳すといい感じになるのか、考えてみるとよいかも。
ではまた明日。
michitori@hotmail.co.jp