リアルな美大の日常を
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反則
今日は、デモンストレーター、つまりマネキンのお仕事をしてきました。スーパーなんかで、試食や試飲をやっている人がいるのを覚えていますか?あんな人をやってきました。
いろいろいろいろ、本当にありました。
ビールをお買い上げいただいたお客様に、くじの付いたポケットティッシュを引いていただき、賞品が当たる、という仕組みだったのですが、試飲がないために全然お客さんが集まってこない。だから時間が経つのが遅い。スーパーの方にも「これはつらい」と同情されました。
さらに、200個あるティッシュのうち、当たりなのはたったの12個。だからいっこうに当たらない。盛り上がらない。結局1日で1つも当たりが出ませんでした。
ついでに言えば、私が事前に「これを売ってください」と言われていた商品と、現場にあった商品が違った。結果、スーパーにご迷惑をおかけする形になってしまった。エプロンや三角巾も、用意してあるという話だったのに用意されていなかった。
そんな、ぐだぐだで寝込みたいくらいテンションの下がっている私に、ご両親とご来店の小学生男子が、こんなことを言ってくれました。
「あんさー、こんなんさー、こんなん外れあったらさー、誰も引かないよ」
うん、そうだね。でもね、お姉さんは、それに気がつかないふりをして今までやってきたんだよ。もう午後5時だよ。ねえ君、大人になると、気がつかない方が幸せだって、思うこともあるんだよ。お姉さんはね、あと2時間も誰も引かないくじを引かせるための努力をしなくちゃいけないんだ。
塾の先生をやっていても思いますが、子どもは賢いです。
今日は7時間立ちっぱなし、しゃべりっぱなしで疲れたので、もう寝ることにします。おやすみなさい、また明日。