カテゴリー:卒業・修了制作展

五美大展&卒制展学外展示その2



五美大展が本日からスタートしました!


東京五美術大学連合卒業・修了制作展


会期:2月17日(木)〜2月27日(日) *2月22日(火)休館
会場:国立新美術館




もはや説明は不要かもしれませんが、ムサビ・多摩美・東京造形・女子美・日芸の日本画・油絵・版画・彫刻の卒業制作が一同に会した一大イベント。
見応え充分の展示です。
それにしても都心のど真ん中&今やアートの街と化した六本木で、しかも国立新美術館で展示ができるってよく考えたらすごいことだなぁ・・・。
東京五美大ならではの機会ですね。


さて卒業制作の学外展については以前のエントリーでもご案内しましたが、その後追加になった情報もあるので改めてのご案内。
まずは視覚伝達デザイン学科の学外展示です。


視覚伝達デザイン学科2010年度卒業制作選抜展「shide CONTACT 2011」


会期:2月25日(金)〜3月1日(火)
会場:AXISギャラリー




こちらも毎年恒例の展示。
今年から会場が六本木のAXISギャラリーに変わりました。
幸せ屋さんの展示ももちろんあります!


さらに3月には視デのご意見番・陣内利博教授ゼミの作品展示も開催されます。


陣内利博プロデュース vol.6複眼思考 2011


会期:3月7日(月)〜3月12日(土)
会場:art space kimura ASK?+ASK?P




会場では陣内先生の得意技「複眼体験」も体験できるそうです。


こちらは以前にも書きましたが、3月は工芸工業デザイン学科のインダストリアルデザイン専攻の学外展示も開催されます。


工芸工業デザイン学科 インダストリアルデザインコース 卒業制作展学外展


会期:3月5日(土)〜3月6日(日)
会場:原宿クエスト




自動車や電化製品、遊具等さまざまな製品の未来形が登場します。
ところで「原宿クエスト」と聞くと原宿を舞台にした宝探しゲーム的なイベントを想像してしまうのは竹林だけでしょうか・・・?


いずれの展示もたくさんのみなさまのご来場をお待ちしております!

卒制展学外展示&五美大展



本日、造形学部一般入学試験の志願状況を公式サイトにアップしました。



造形学部一般入学試験志願状況(PDF)



アップしてといて言うのもなんですが、受験生のみなさんは今さら倍率を気にしてもしかたないです。
試験本番で自分の力が発揮できるように最後の追い込みに集中しましょう。



さて卒業・修了制作展は昨日で終了しましたが、学外での展示がこれから開催されます。
まずは毎年恒例の工芸工業デザイン学科の卒業・修了制作学外展。
開催日順にご紹介。



工芸工業デザイン学科 インテリアデザインコース 卒業制作展2011


会期:2月2日(水)〜2月7日(月)
会場:ヨコハマ創造都市センター3F





GRADUATION WORKS'11
卒業制作展2011 クラフトデザインコース 木工・金工・陶磁・ガラス専攻


会期:2月3日(木)〜2月7日(月)
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)





工芸工業デザイン学科 クラフトデザインコース テキスタイル専攻 卒業制作展2011


会期:2月5日(土)〜2月9日(水)
会場:AXIS GALLERY(六本木 AXIS ビル4F)





インダストリアルデザインコース


会期:3月5日(土)〜3月6日(日)
会場:原宿QUEST HALL





そしてもちろん五美大展もあります。



東京五美術大学連合卒業・修了制作展


会 期  :2月17日(木)〜2月27日(日) *2月22日(火)休館
会 場  :国立新美術館
参加大学:日本大学芸術学部/武蔵野美術大学/多摩美術大学/女子美術大学/東京造形大学
参加学科:日本画/油絵/版画/彫刻





卒制展に行けなかった方も、来場したけどもう1度見たい方もぜひご覧ください。
たくさんのご来場をお待ちしております。



なお、五美大展に併せて相談会も開催されます。



美術・デザイン・映像・アニメ・マンガ・芸術学系進学相談会


日時:2月19日(土) 14:00〜18:00
会場:ハリウッドホール(六本木ヒルズ ハリウッドプラザ5F)





ムサビはもちろん、多摩美術大学、東京造形大学、女子美術大学、日本大学芸術学部、東京藝術大学、筑波大学などが参加します。
ムサビブースは広報入学センターの髭男爵こと池田さんが担当予定。
高校2年生で美大進学を考えてるみなさまは五美大展の帰りにお立ち寄りください。



以上、入試業務で五美大展に1回も行ったことがない竹林がお送りしました。
入試日程が早くなったので今年は行けるかも・・・?

2010卒業・修了制作展 最終日 後篇



前回までのあらすじ


ファインアート系の展示を回った竹林は広報スタッフお薦めの工芸工業デザイン学科金工専攻の展示を見に8号館2Fへと向かうのであった。





DSCF1719.JPG
イチジクjをモチーフにした作品。
断面の部分は七宝になってます。



DSCF1720.JPG
タイトルは「箸枕」。
高級感溢れてます。



DSCF1730.JPG
植物をモチーフにしたジュエリー。
繊細さに感動。



DSCF1717.JPG
持ち手が鼻になっているカップ。
他にもいろんなタイプの鼻があります。



DSCF1714.JPG
こちらはズバリおっぱい!
他にもいろんな形のおっぱいがあります。



DSCF1698.JPG
フィギュアのような作品。
昔あった超合金のロボットを彷彿とさせて竹林的にはどこか懐かしい気も。



DSCF1702.JPG
猛々しい羽と裏腹なかわいい顔がいいギャップになってます。



DSCF1737.JPG
こちらはガラス専攻。
ガラスの中にカラフルなガラスの球が入ってます。
きれいな色だなぁ。



DSCF1753.JPG
泡が固まってそのままガラスになったかのような器。
ほのかな色使いが美しい。



DSCF1740.JPG
陶磁専攻の展示へ。
柔らかな光が心地いい照明。



DSCF1755.JPG
こちらは一見女性の足に見えますが・・・。



DSCF1756.JPG
裏に人がいます。
シュールだ・・・。



DSCF1757.JPG
持ち手が遊び心満載です。



DSCF1758.JPG
続いてインテリアデザイン専攻へ。
子ども用の家。
きっと大喜びでしょうね。



DSCF1760.JPG
白いキューブを好きなところに付けられる棚。
目的に応じて自由にアレンジできます。



DSCF1761.JPG
いろんな座り方ができる椅子。
これも家にほしいですな。



DSCF1767.JPG
美大生専用の集合住宅の建築模型。
個人のスペースを極力減らし、共有空間を多くとることで大きな作品の制作や保管が可能になります。



DSCF1770.JPG
ちなみに個室はこの箱型のカーゴ。
この中にベッドなどが備え付けられてます。



DSCF1683.JPG
そしてインダストリアルデザイン専攻。
時代を反映して「エコロジー」、「ユニバーサルデザイン」の要素が含まれた作品が多かったですね。
こちらは宅配用の車。
荷台が回転式になっているので荷物の積み下ろしがスムーズです。



DSCF1685.JPG
超小型トラック。
荷物は多くは積めませんが、駐車場を選ばないためおもに市街地で活躍しそうです。



DSCF1686.JPG
室内外兼用の車いす。
フルフラットになるのでベッドからの移動もラクラクです。



DSCF1687.JPG
視覚障害を持つ方用のナビゲーションロボット。
デパート等での使用を想定しているとのこと。



DSCF1676.JPG
こちらは体感型ゲーム機。



DSCF1678.JPG
使用方法はこちら。
体重移動によってスピードや方向が変わります。
乗ってみたいですね。



DSCF1692.JPG
動画撮影用のカメラ。
なんに使うかというと・・・。



DSCF1694.JPG
このようにポールの先に装着してサッカーのピッチの外に設置します。
個々の選手の動きを録画して・・・。



DSCF1695.JPG
こちらのシステムでゲームの反省やミーティングができます。
お子さまのサッカーチームのコーチをしている手羽さん、テリーさんいかがですか?



DSCF1691.JPG
子ども用の移動式アトリエ。
大人でも十分楽しめそうですね。



終了時刻ギリギリに7号館のやはぎくんの作品を観賞。
ムサビ日記メンバーの作品は全部見ることができました。



今年は昨年の超巨大リングや戦車のようなインパクトのある大型作品はなかったものの、1つ1つの作品のクオリティは高かったように思います。
また展示の見せ方がだいぶ底上げされたように感じました。
学部4年生・修士課程2年生のみなさんおつかれさまでした!
ただ片づけが完了するまでが卒制展。
怪我などしないようにお気をつけください。

2010卒業・修了制作展 最終日 前篇



卒制展もいよいよ最終日!
今日も多くの方にご来場いただけました。



DSCF1617.JPG
基礎デザイン学科の公開プレゼンテーション。
超満員です。



竹林も今日はお休みだったので、やっとゆっくり見ることができました。
(とは言ってもとても全部は回れませんでしたが・・・)
それではさっそく本日のレポートです。



DSCF1784.JPG
まずはブートキャンプ隊員の作品を見に2号館3Fの彫刻学科フロアへ。
当てずっぽうに入った部屋にはガスマスクの男が・・・。



DSCF1785.JPG
こんなところにも。
忍者か!?



DSCF1786.JPG
テラスには子ども(巨大)が佇んでいます。



DSCF1787.JPG
だ〜れだ?



DSCF1793.JPG
んでもってこちらがブートキャンプ隊員の作品。
タイトルはずばり「UMA」。



DSCF1794.JPG
ロックスターもいます。



DSCF1797.JPG
ヘラクレスオオカブトムシ。
昨年の卒制にもヘラクレスオオカブトムシの作品は登場してますね。
やはりカブトムシには男を熱くさせるなにかがあるのかな・・・?



DSCF1798.JPG
お好きな方には堪らない逸品。



DSCF1800.JPG
脱ぎ捨てられたブーツ(巨大)。



DSCF1773.JPG
こちらは4号館。
どことなくユーモラスなすっぽん。



DSCF1774.JPG
オランダシシガシラという金魚ですね。
怒ってる?



DSCF1775.JPG
老人のお面(巨大)。
泣いているような笑っているような、いい表情ですね。



DSCF1629.JPG
コバトさんの作品を見た後、評判になっている5B号館107へ。
ご覧のとおりの盛況ぶり。



DSCF1618.JPG
部屋の奥の壁に映像が流れていて、手前のスポットライトのところに水の入ったコップが置かれています。
映像には横たわる男性(死んでいる?)とそれを看取っている女性が登場。
女性がマウストゥーマウスの人工呼吸をすると、それに合わせてコップの水が「コポコポッ!」と音を立てて泡立ちます。
それがひたすら繰り返されるというもの。
映像とコップのタイミングがぴったり一致していて、よくできています。
いったいどういう仕掛けになっているんだろう・・・?
外に出ると矢印が。
矢印に従ってアトリエの裏手に回ってみると・・・



DSCF1626.JPG



ライブだったんかい!! ヾ(@○@)



なんでも昼の1時間を除いてひたすら演じているとのこと。
恐れ入りました。



DSCF1627.JPG
作品そのものと影の双方を見せる作品。
幻想的な美しさ。



DSCF1631.JPG
アヒル池にも小屋が?
赤い部分はすべて糸です。



DSCF1633.JPG
一方こちらは課外センターにあった作品。
アヒル池の作品と同じ学生かと思ったら、なんと違うそうです。
この二人はまさに運命の赤い糸で結ばれているかも・・・。



DSCF1641.JPG
建物と階段のすきまに玄関が・・・。



DSCF1639.JPG
玄関を入ったところ。
リビングも台所もちゃんとある!



DSCF1638.JPG
書斎まで!



DSCF1635.JPG
さらにテラスまでついてます!
一人暮らしなら十分住めますね。
というか入試の時の竹林用宿舎として残してくれないかな・・・。



DSCF1648.JPG
12号館地下展示室に到着。
この机と椅子はどうやら1枚の板でできているようですね。
脚が個性的。



DSCF1649.JPG
照明器具。
木の素材感と曲線が重なる形状が柔らかくて暖かい光を演出してます。



DSCF1669.JPG
本棚ではありません。
ブック型の収納箱に小物を入れて、本のように並べて収納できる棚です。
この発想はおもしろい!
かなりほしいです。



DSCF1658.JPG
ミュージカルやオペラにおいての喜怒哀楽の表現についての研究作品。
これは「誘惑の笑み」。



DSCF1659.JPG
「からかいの笑み」。
どの人形も完成度が高いです。



DSCF1661.JPG
「怒髪天を突く」ほどの怒り・・・かな?



DSCF1664.JPG
これはどんな怒りだったかな・・・?
ちなみに制作したのはなんと視デの学生。
視デは平面とは限らないんです。



DSCF1667.JPG
建築模型もあります。



長くなったので後篇に続く!

2010卒業・修了制作展 3日目



卒制展3日目!
今日は土曜日ということで多くの方にご来場いただけました。
外国からの団体客もあったようです。
お子さんの姿もたくさん見かけました。



さて今日の竹林はutoさんの展示を見がてら10号館を攻めてみました。
それでは張り切ってどうぞ!



DSCF1542.JPG
まず4Fから。
基礎デザイン学科のフロアになります。
こちらは深澤ゼミの展示会場。



DSCF1543.JPG
「疲れているわけでもないのについ座りたくなってしまうもの」の研究。
うん、確かに。



DSCF1548.JPG
「魚を活ける器」。
これはお盆でしょうか。
和風テイストが粋ですね。



DSCF1547.JPG
照明器具の中に金魚が!
これ仕組みはどうなってるんだろう・・・?



DSCF1549.JPG
こんなところにも金魚が。



DSCF1550.JPG
針金のみでプロダクトの輪郭を表現しています。
これは眼鏡ですね。



DSCF1551.JPG
ローファーの靴。



DSCF1552.JPG
これは・・・ブ、ブラですね。



DSCF1541.JPG
圧巻の作品はこちら。
金色に輝く床にご注目。
実はこれすべて画鋲です!
これだけたくさん集まるとまた違った表情が出てくるんですね。
まさに「ステーショナリー版スイミー」!
しかしこれ並べるのたいへんだったろうなあ・・・。



DSCF1556.JPG
反対側の廊下には原ゼミの展示室。
今年のテーマは「半熟」。



DSCF1558.JPG
あるかもしれないテントウムシの斑紋を創造した作品。
斑紋によってだいぶ印象が変わります。



DSCF1559.JPG
こちらは実物大モデル。
細かっ!



DSCF1567.JPG
組み立て式洗濯バサミ?
プラモデルっぽいのが心の奥底の少年魂をくすぐります。



DSCF1563.JPG
部屋の真ん中に札束がっ!!



DSCF1564.JPG
実はこの札束、すべてぬいぐるみです。
ちょっとほしいかも・・・。



DSCF1569.JPG
んでもって竹林が4Fで1番気に入ったのはこの作品。
えっ?ただの風景じゃないかだって?
画像ではわかりにくいかもしれませんが、実はここだけ雨が降っているのです。
しかも目に見えず、濡れない雨。
わかるかな?わっからないだろうな〜。(松鶴家千歳風)



DSCF1589.JPG
3Fは視覚伝達デザイン学科のフロア。
こちらは東京の街にいる人々を作品にしたもの。
リアルです。



DSCF1591.JPG
ちゃんと裏も描かれてます。



DSCF1594.JPG
一見ただのモザイク模様ですが、今話題の人物の顔が浮かび上がります。



DSCF1596.JPG
webでの展示もあります。
これは「かたち万華鏡」。



DSCF1584.JPG
日本の歴史上の人物が少女マンガ風キャラに!



DSCF1587.JPG
なぜかところどころに視デの教員が混じってます。
ダンシング陣内教授だw



DSCF1573.JPG
視聴ブースまでちゃんと作られている作品が多かったですね。
ビジュアル面の仕事が丁寧なのはさすが視デといったところ。



DSCF1571.JPG
3Fで気に入ったのはこの作品。
2つの壁に1つのアニメ作品を上映しています。
2つの画面をうまく使って見せ方の幅が広がってました。



DSCF1604.JPG
2Fは空間演出デザイン学科のフロア。
都市の照明計画模型。
美しい夜景が見事に再現されてます。



DSCF1610.JPG
テオ・ヤンセン風のバイク。



DSCF1611.JPG
和紙で制作された服を纏う淑女。



DSCF1612.JPG
同じく和紙で制作された服を纏う紳士。



DSCF1614.JPG
見事な枝ぶりです。



DSCF1600.JPG
2Fで目立ってたのは吹き抜けに設置されたこちらの作品。
夕暮れになるとほのかな照明が映えます。



DSCF1615.JPG
ちなみに10号館正面には守護神が鎮座してます。



記録のためにキャンパスを回っている広報スタッフによると工芸工業デザイン学科金工専攻の展示が素晴らしいとのこと。
また5B号館107のインスタレーションが話題になっているようです。
よーく見てみると衝撃のオチがあるんだとか。
「隙間」を見逃さないのがポイントだそうです。
明日ご来場予定の方はぜひ。



今日はムサビ日記OB・OGの珍念さんととーぼーさんがいらしてくれました。
ちょうど席を外していてお会いできなくて残念でした。
差し入れありがとうございました!
ちなみに竹林は明日は休日。
お昼過ぎに見に行く予定です。

2010卒業・修了制作展 2日目



卒制展2日目!
昨日に引き続き青空に恵まれました。
それではさっそくレポートです。
今日は時間がなかったので9号館の濱さん、helveticaさん、ruraさんの展示を見がてら芸文フロアとデ情フロアをささっと見てきました。



DSCF1485.JPG
芸術学系と言うと論文のイメージが強いかもしれませんが、ムサビの芸術文化学科は制作もできます。
こちらは日本的なピクトグラムの展示。
ジャンルで言うとグラフィックデザインになりますね。



DSCF1487.JPG
なにを現わしてるかわかりますか?
ずばり「メイド喫茶」です。



DSCF1491.JPG
こちらは「オタ芸」。
思わずニヤリとしてしまうピクトグラム満載です。



DSCF1495.JPG
読み札に書かれた文章からイメージする絵札を取るカルタ。
人によって取る絵札が違ってくるのがおもしろいところ。



DSCF1500.JPG
視覚障害を持つ方用のルービックキューブ。
キューブ面の手触りの違いをヒントに面を作っていきます。
ジャンルで言うとプロダクトデザインになりますかね。



DSCF1484.JPG
アニメもあります。
映像が専門のY徳先生のゼミに違いない。



DSCF1501.JPG
画面に向かって手足を動かすと、画面の中の美少女キャラも同じ動きをするというゲーム。
調子にのってやってたら周りから笑い声が・・・。
おもしろいのでぜひお試しあれ。



DSCF1492.JPG
絵画作品を制作する学生も。



DSCF1498.JPG
論文はすべて概要がキャプションになっていて、参考文献と併せて展示されています。
さすが芸文!



DSCF1499.JPG
展示会場も部屋ごとに雰囲気がガラリと違います。
そしてどの部屋も居心地がいい!
こちらは楫ゼミの展示室。
いつもの教室がすっきりとした展示空間に変わってました。
さすが「空間の魔術師」。



DSCF1505.JPG
一転して和風テイスト全開の展示室。
ゆっくり作品が見れそうです。



明日22日(土)は13:00よりキュレーターの遠藤水城さんのトークイベントが開催されます。
会場は9号館5F507教室。
こちらもぜひ!



芸文フロアの下がデ情フロア。
階段を下りるとそこはデジタルだった。(川畑康成風)



DSCF1512.JPG



DSCF1513.JPG



DSCF1520.JPG



DSCF1519.JPG


r
DSCF1518.JPG
ここにも小屋発見。
説明にi-padが使われてます。



DSCF1521.JPG
展示にPCとi-padを使用している学生が多いのは「さすがデ情!」というところですね。



DSCF1525.JPG
もちろんデジタルだけではありません。
こちらのジオラマの中では複数の童話世界が繰り広げられています。



DSCF1528.JPG
ミステリーをボードゲームにしたもの。
竹林の血が騒ぎます。



DSCF1529.JPG
本の編集も得意分野。
こちらはラッシュアワー用の教科書?です。



DSCF1530.JPG
色彩と素材の研究。



DSCF1531.JPG
帯のようになっているところは実は携帯電話機です。
これだけ集めるのたいへんだったろうな・・・。



DSCF1535.JPG
鉄塔の写真集。
さすがJ佐藤先生のお膝元!



明日明後日にご来場予定の方も多いのでは。
お待ちしております!

2010卒業・修了制作展 初日



ついに始まりました!



DSCF1426.JPG



平成22年度 卒業・修了制作展



今年の卒制展はなぜか小屋系の展示がめじろおし。
そんなわけで初日のレポートは「小屋系」をクローズアップしてみました。
題して


ムサビキャンパス小屋巡りの旅!


それではさっそくいってみましょう!



DSCF1427.JPG
まず正門をくぐってすぐ右。
10号館前の芝生には六角形の小屋があります。
ちょっと宇宙船のようにも見えますね。



DSCF1439.JPG
正門から見て左手の2号館中庭にはこんな小屋が。
南国のコテージ風?



DSCF1438.JPG
コテージの奥には一転してナチュラルテイストの小屋もあります。



DSCF1422.JPG
中央広場手前の芝生にはカラフルな見晴らし小屋が!
ただ来場者が登ることはできないそうです。
上からの景色を見てみたいなぁ・・・。



DSCF1446.JPG
7号館と8号館の間に佇むバンガロー風の小屋。



DSCF1448.JPG
12号館前にも小屋のような作品が。
日に何回かパフォーマンスがあるそうです。



DSCF1449.JPG
同じく12号館前。
こちらも小屋というよりはパフォーマンスの舞台のようです。



DSCF1419.JPG
屋外だけではありません。
12号館1Fにはパステル調の小屋が鎮座してます。



DSCF1412.JPG
こちらは12号館地下展示室。
まるで雷に打たれたかのような小屋。
存在感があります。



DSCF1417.JPG
ふわふわな家。
居心地よさそうだ・・・。



DSCF1452.JPG
9号館地下展示室にはこんなスペースが。
トタンっぽい壁がなんとなく懐かしいような。



DSCF1453.JPG
ちょっとわかりにくいですが、全面黒で覆われた小屋です。
中では幻想的な光景が楽しめます。



DSCF1424.JPG
そして1番人気の小屋がこちら!
1号館に出現した「小平マンション」という作品です。
終日お客様が入れ替わり立ち替わり訪れてました。
かなりくつろげそうです。
入試期間中も残してくれないかな・・・。



小屋巡りの旅、いかがでしたか?
竹林が見て回った範囲でこれだけあります。
時間がなくて体育館やグランド、アヒル池の方は回ってないので、まだまだあるかもしれません。
えっ?
全部外観だけだったけど中はどうなってるんだって?
中は・・・


ヒ・ミ・ツ♡


ぜひみなさまの目でお確かめください!




卒制展の楽しみと言えば、「久しぶり!」の方に会えること。
今日はムサビ日記OBの赤岩くんに会えました。
なんと個展を開催するそうです!
宣伝してもいいのかな?>赤岩くん



そしてこの方々にも会えました。



DSCF1450.JPG



幸せ屋さん!



あいかわらずの人気ぶりでした。
幸せ屋さんを見る方はみんな笑顔。
まさに幸せをふりまいてるんだなーといつも感心してしまいます。
その幸せ屋さんも今年で卒業ということで展示を行ってます。



DSCF1457.JPG



場所は9号館地下小展示室。
幸せをお裾わけしてほしいという方はぜひ足をお運びください!



ムサビ日記メンバーではメイさんと絡みづらい人さんの作品を見ることができました。
メイさんの作品からは自分の暮らす町への愛情が伝わってきました。
竹林的には左から5枚目の写真がとても印象深かったです。
カラミーくんの作品は「すごいっ!」の一言。
コミュニケーションというテーマを斬新な見せ方で投げかけています。
ニヒルな視点もカラミーくんらしさが出ています。
場所は9号館地下大展示室を入って左側の小部屋。
必見です。

明日から卒制展!



東京美術大学の竹林ですw
ちなみに鷹の台ホールのカップはあんなにおしゃれではありません。
ついでに元宝石屋の立場から右京さんに言わせていただければ、指輪を普段つけてない夫婦はたくさんいますし、デザインの違う指輪をしている夫婦も珍しくはありませんよ。



さて、いよいよ明日からです!



平成22年度 卒業・修了制作展


会期:1月20日(木)〜23日(日) 9:00〜17:00
会場:武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス



ムサビ公式サイトには予告編映像もアップされてます。



予告編映像



キャンパス全体がギャラリーと化す一大イベント。
いつものごとく1日かけてもすべては回りきれないボリュームです。
防寒対策と底の平らな靴完備でお越しください!
正門でパンフレットを配布してますので忘れずにゲットしてください。
誰がどこで展示しているかはこのパンフレットを見ないとわかりません。



竹林は木・金・土は出勤。
日曜日も見にくる予定です。
「ムサビ日記メンバーの展示場所を知りたい」、「記念に写真を撮りたいのでシャッターを押してほしい」、「1番近くのトイレを教えてほしい」などなど、見かけましたらお気軽にお声をおかけください。



もう1つだけ、学食やベーカリーカフェは土・日も営業しておりますが、お昼は混雑必至です。
ご利用される場合は少し早めが吉。
また図書館は日曜日は休館です。



それではみなさまのご来場をお待ちしておりMAU!

ムサビ 卒制展 特設サイト



明日・明後日はところによってはかなり天候が荒れそうですね。
大学入試センター試験を受験される方はくれぐれもお気をつけください。
交通機関のダイヤが乱れることも予想されるので、時間に余裕を持って家を出ましょう。



さて、ムサビの卒業・修了制作展もいよいよ来週末ということで、特設サイトがアップされました。
大学全体のサイトはこちら。



Degreeshow MAU 2010



大学までのアクセスや学科ごとのおもな展示場所はこちらでご確認ください。
また、学科独自の卒制展サイトもアップされています。



視覚伝達デザイン学科


基礎デザイン学科


芸術文化学科


デザイン情報学科



視デとデ情のサイトのクオリティは流石ですね。
デ情は教授陣の似顔絵がいい味出してます。



キャンパスではあちらこちらで屋外作品が姿を現しはじめました。



DSCF1405.JPG



DSCF1406.JPG



DSCF1407.JPG



屋外展示の設置が始まると卒制ムードも否が応にも高まってきます。
楽しみだなぁ・・・。

平成22年度 卒業・修了制作展



三賀日も終了したので、そろそろこの話題など。



平成22年度 卒業・修了制作展


会期:1月20日(木)〜1月23日(日) 9:00〜17:00
会場:武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス



毎年恒例の3月に卒業・修了する学部4年生・大学院2年生の集大成の作品が一堂に会する展示。
鷹の台キャンパス全体が広大なギャラリーと化します。
芸術祭同様、じっくり見ようと思ったら1日ではとても回りきれないほどのボリューム。
がっつり堪能したい場合は底の平たい靴必須です。



ムサビでは他にもオープンキャンパスや芸術祭といったビッグイベントがありますが、個人的にはこれから美大を目指す方に1番見てもらいたいのがこの卒業・修了制作展。
できればムサビだけでなく、他美大の卒業・修了出遺作展も併せて見ていただければと思います。
それぞれの大学で学んだ学生がその成果としてどのような作品を制作するのか?各学科で学んだ学生がどんな作品を制作しているのか?を数多く見ることができる機会です。
進路として美大を選択肢に入れている高校1.2年生の方はぜひご来場ください。
また、受験生の方で入試の下見をしたいという方はこれが最後のチャンスになります。
(卒業・修了制作展終了後は入構禁止となります)
追い込みの時期で難しいかもしれませんが、入試前に1度キャンパスを見ておくと当日安心かと思います。
なおその際は鷹の台駅からの徒歩ルートで来校されることをお薦めします。
(入試時は国分寺駅からのバス利用は推奨していません)



毎年卒業・修了制作展を見てて思うのは「キャンパス全体が展示会場」という条件の贅沢さ。
特に巨大な作品やインスタレーションなんかは一般の美術館等ではそれぞれに定められている展示の規制に引っかかってしまうこともあるようです。
このステージで展示ができる機会が卒業生・修了生全員に与えられるというのはムサビの魅力の1つかもしれません。
今年もどんな作品が登場するのか楽しみ。
この時期は入試業務と重なってなかなかゆっくり見ることができないのですが、時間をやりくりして見て回りたいと思います。

2009 優秀作品展



今日のムサビコムはまさにネット上の卒業式会場。
卒業するみなさんのエントリーを読むたびに、目頭が熱くなってしまいました。
赤岩くんやヤスタカくんを除いては、リアルではそんなにしょっちゅう顔を合わせたことがあるわけではないんですけど、ずっとブログを読んでると、いつも身近にいた人がいなくなってしまうようで無性に淋しくなります。
ブログって不思議なものですね。



さて、毎年恒例のこの展示が今年も開催されます。



平成21年度武蔵野美術大学優秀作品展


会期:4月5日(月)〜4月21日(水)
会場:鷹の台キャンパス 9号館地下展示室、12号館地下展示室



1月に開催された卒業・修了制作展の中から、各学科ごとに選ばれる優秀賞を受賞した作品のみが一堂に会する展示となります。
開催初日の4月5日はこれも毎年のことながら入学式の日。
新入生のみなさんはぜひ見てみてください。
たぶんレベルの高さに凹むと思います。
でも、これを作った先輩たちも最初はそうだったはず。
むしろ、「4年後にこれを超える作品を作ってやる!」というモチベーションに変えちゃってください。
今年度に卒制を控えた3年生、来年度に卒制を控えた2年生も要チェック。
また、美大進学を考えている高校生のみなさんにとっっては、ムサビで4年間学んだ学生がどんな作品を制作したのかが一目でわかる機会。
学科選びの参考にもなるかもしれません。
もちろん、一般の方も大歓迎です。
なお、展示方法についてはスペース等の関係で必ずしも1月の卒制展と同一ではない場合があります。
例えば巨大リングも今回は床置きでの展示になるかもしれません。



もう「卒業」することはないであろう竹林から見ると、これから新しいステージに向けて旅立ってゆく卒業生はまぶしくて、ちょっとうらやましくもあります。
今までは「学校」という枠の中でしたが、ここから先のステージをどう歩んでゆくかは自分次第。
最初は社会の洗礼を受けることもあるかもしれませんが、自らの意思で、自らの手で未来を切り開いていってほしいと思います。
うん、最近説教くさくていかんね。

通信教育課程卒業制作展



今日の小平は春らしい暖かい1日でした。
竹林もぽかぽか陽気に誘われて、キャンパス内のベーカリーカフェ・エミュウでパンを買って、久しぶりにお外で昼食。
ちょっとした遠足気分を満喫できました。



さて、そんなうららかな陽気のもと、通信教育課程の卒業制作展がスタートしました。



2009年度 武蔵野美術大学造形学部通信教育課程 卒業制作展

会期:3月13日(土) 〜3月16日(火)
会場:鷹の台キャンパス



ムサビの通信教育課程には油絵学科、工芸工業デザイン学科、芸術文化学科、デザイン情報学科の4学科が設置されており、さらに油絵学科には絵画コース、日本画コース、版画コースが、工芸工業デザイン学科には生活環境デザインコースとスペースデザインコースが、芸術文化学科には造形研究コースと文化支援コースが、デザイン情報学科にはコミュニケーションデザインコースとデザインシステムコースが設けられているため、全体では4学科9コースの構成となっています。
作品数では通学課程より多くはないものの、幅広いジャンルの作品が出品されています。
さっそく9号館B1F展示室の工芸工業デザイン学科・デザイン情報学科の展示を覗いてきたので、少し画像でご紹介。



100313 015.jpg
まずは工芸工業デザイン学科の展示。
木のあったかみが感じられるタンス。
シンプルでいさぎよいのがなんともいいです。



100313 011.jpg
こちらは金工。
ティーポット、シュガーポット、ミルクピッチャーの3点セット。
これもシンプルなデザインが美しい1品。



100313 014.jpg
高さを調節できる花器。
陶器で組み合わせ部分がピッタリ合うように作るのはかなりたいへんそう。
技あり!です。



100313 010.jpg
テキスタイルももちろんあります。
こちらは「木洩れ日を感じる布」とのこと。
ちょっと離れて見てみるとまさに木洩れ日です。



100313 016.jpg
通学課程で言うとインダストリアルデザインコースになりますね。
こちらも大きさを調節できるキャリーバッグ。
商品化されたらぜひ欲しいな。



100313 012.jpg
スペースデザインの展示。
海中生活を体感できる部屋とのこと。
こういう部屋で仕事したらひょっとしてはかどるかも・・・。



100313 017.jpg
続いてデザイン情報学科の展示。
こちらは神田川の源流から海に出るまでを追ったイラスト集。
文字のないストーリーになっているのが秀逸。



100313 018.jpg
ずばり「おっぱいの本」です!
下は10代から上は70代まで、おっぱいに対する思いがつづられています。
男性編と女性編を読み比べるとおもしろさ倍増!



100313 019.jpg
「ぺたんこかるた」もついてます!
うまいこと言うなぁ・・・。



100313 023.jpg
竹林のイチ押しがこちら。
東京メトロの各路線の深度の高低を体感できる映像。
地下鉄って意外にアップダウンがあるんですね。
目からウロコでした。



通信教育課程にはお仕事をされてる社会人の方や、お仕事を退職された後に入学される方も数多く在籍しています。
そのせいか、特に発想や視点が通学課程の学生さんとは一味違う作品が多いように感じられました。
ちなみに9号館の5Fでは芸術文化学科の卒業論文の展示が行われています。
音量子さんの論文も絶賛展示中でした☆

2009卒業・修了制作学外展



100202 003.jpg



今朝のムサビキャンパス。
あちらこちらに雪が残ってました。



100202 004.jpg
さすが美大生!
ところでこの雪だるま、朝の9時にはもうありました。
一体いつ作ったんだろう・・・。



さて、卒業・修了制作展は昨日で終了しましたが、学外での展覧会はこれからスタート。
時系列順にご紹介します。



早くも明日から開催されるのが工芸工業デザイン学科のインテリアデザインコース



工芸工業デザイン学科インテリアデザインコース卒業制作展


日時:2月3日[水]〜7日[日] 11:30〜19:00 *最終日は18:00まで
会場:BankART Studio NYK(横浜市中区)



工デの他のコース・専攻も今週から来週にかけて開催されます。



工芸工業デザイン学科ガラス・金工・陶磁・木工専攻卒業制作展


日時:2月4日[木]〜2月8日[月] 11:00〜20:00
会場:スパイラルガーデン(南青山)



工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻卒業制作展


日時:2月6日[土]〜2月10日[水] 11:00〜19:00 *最終日は16:00まで
会場:AXIS GALLERY(六本木)



この2つは会場が近いので1日で両方見ることができます。
両方とも開催しているのは2月6日[土]、7日[日]、8日[月]の3日間です。



再来週からはいよいよ五美大展がスタート!



平成21年度東京五美術大学連合卒業・修了制作展


日時:2月18日[木]〜2月28日[日] *2月23日[火]は休館
開場時間:10:00〜18:00
会場:国立新美術館(六本木)



ムサビの他、多摩美、女子美、日芸、東京造形大学のファインアート系各学科の卒業・修了制作を見ることができます。
ムサビからは日本画学科、油絵学科、彫刻学科の作品が出展されます。



また、大学院修士課程の日本画・油絵・版画・彫刻・映像・写真の各コースの修了制作を中心とした展示も併せて開催。



武蔵野美術大学80周年記念 大学院修了展'09 −ムサパチ−


日時:2月21日[日]〜26日[金] 9:00〜17:00 *最終日14:00まで
会場:東京都美術館(上野公園内)



2号館の巨大リングは一部&展示風景映像での出品となりそうです。
戦車は会場に登場。
ぜひ見てみてください。



ムサパチと入れ替わりにスタートするのが工芸工業デザイン学科インダストリアルデザイン専攻の展示。



工芸工業デザイン学科インダストリアルデザイン専攻卒業制作学外展


日時:2月26日[金]〜2月28日[日] 10:00〜19:00 *最終日は17:00まで。
会場:原宿クエストホール



3月に入ると視覚伝達デザイン学科の展示が始まります。



shide CONTACT2010 視覚伝達デザイン学科2009年度卒業制作選抜展


日時:3月3日[水]〜14日[日] 11:00〜20:00
会場:The Artcomplex Center of Tokyo(新宿区大京町)



日本画学科はムサビからほど近い国立で開催です。



平成21年度 武蔵野美術大学日本画学科卒業制作選抜作品展


日時:3月11日[木]〜17日[水] 11:00〜18:00 *最終日16:00まで
会場:コート・ギャラリー国立(国立)



映像学科では写真専攻の学生が展示を行います。



映像学科写真専攻卒業作品展


日時:3月16日[火]〜3月22日[月] 10:00〜19:00 *最終日16:00まで
会場:ニコンサロンbis新宿



学内の卒業制作展を見逃した方も、もう1度見てみたい方もぜひおいでくださいませ。

2009卒制展 最終日



昨日までの晴天と打ってかわって、今日のムサビ上空は見渡す限り厚い雲。
昼からは冷たい雨も降ってきました。
そんな天候の中、しかも平日にも関わらずご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
お風邪など引かぬよう、くれぐれもお気をつけください。



さて、竹林は昼休みを利用して2号館の展示を覗いてきました。
今日も恒例のちょこっと紹介です。



100201 002.jpg
まずは4Fへ。
中庭のすべり台を上から見たところ。
((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル



100201 004.jpg
巨大なのはなにもウサギやすべり台だけではありません。
電話機だってほら!
コードのたるみ具合がとても木とは思えないリアルさ。



100201 009.jpg
続いて3F。
巨大リングのてっぺんです。



100201 010.jpg
リングのてっぺんから下を見たところ。
改めて巨大さが実感できます。



100201 013.jpg
ヘラクレスオオカブトムシ!
研ぎ澄まされたフォルムが戦国武将の兜のようなたたずまい。



100201 014.jpg
この作品は昨年の春にはもう1部を見てました。
まさに時間と汗の結晶ですね。



100201 020.jpg
4号館下の壁面で囲まれた小屋の中に入ってみました。
水の中にいるかのような不思議な空間。
ちなみに作者は夏の相談会ブートキャンプ隊員。
立派になって隊長はうれしい!



またもや全部見きれないまま2009年度の卒制展も終了。
毎年のことながら、4日間で終わってしまうのがもったいないと思わせるボリュームと内容でした。
そしてこれも毎年のことですが、これだけ充実した展示を毎年見れる、こんなに素晴らしい作品を作れる学生さんがいる大学で仕事ができるというのは幸せなことだなーと今年も改めて思いました。
卒制展が終わるといよいよ入試準備も佳境。
よし!竹林も頑張る!



4年生、院2年生のみなさん、ひとまずはおつかれさまでした。
例によって片づけが終わるまでが卒制展。
明日はムサビキャンパスも雪が残りそう。
怪我などしないようくれぐれも気をつけてください。

2009卒制展 3日目



卒制展3日目。
今日も晴天に恵まれ、多くの来場者で賑わってました。
日曜日ということで子供たちの姿も目立ってました。
みんな、数年後に待ってるからね! (-_☆)キラーン



竹林は午前中は所用があったため、今日も午後から出動。
カリメロさん、わざわざお訪ねくださったのに不在で申し訳ありませんでした&ありがとうございました)
それでは恒例の卒制展ちょこっと紹介。
今日は基礎デザイン学科、視覚伝達デザイン学科、デザイン情報学科です。



DSC01017.jpg
ここが噂の原研哉教授ゼミの展示会場。
見学者が途絶えることのない盛況ぶりでした。



DSC01018.jpg
知っているはずのものを未知なるものとして捉えるEx-formation。
今年のテーマは「女」。
もっとも、竹林にとっては未知な部分がかなり多いですが・・・。



DSC01024.jpg
入口正面のひときわ目を引く作品。
押し花で象られた骨格が女性を強く意識させます。



DSC01021.jpg
性別もなにもないただの人型記号のアニメーション。
ところがしぐさや動きの特徴だけで女性らしさを感じます。
ちなみに画像は着替えの1コマ。



DSC01025.jpg
リアルなドールハウス・・・だそうです。
本当にリアルかどうかは竹林にはわかりませんが・・・。



DSC01031.jpg
1つ下のフロアは視覚伝達デザイン学科の展示会場。
どうやら戦国武将ブームはムサビにも押し寄せていたようです。
こちらはいろんな武将の絵日記。



DSC01030.jpg
武将はそれぞれ動物にデフォルメされています。
豊臣秀吉はもちろん猿です。



DSC01034.jpg
ひらがなを立体ににしたらどうなるか?という作品。
50音すべてあります。
画像はあるひらがなの立体を上から見たところ。
どの字だかわかりますか?



DSC01037.jpg
身近な自然現象、科学現象を絵本にした作品。
文字による解説ではなく、ビジュアルを中心に見せるところが教科書とは違うところ。
自然現象や科学現象にまずは興味を持ってもらうためのイントロダクションです。



DSC01029.jpg
画像がぼけてますが、時間帯によって移り変わる車窓から見える景色の映像。
淡々としてるんだけど、いろんな表情があって飽きることがありません。
けっこうお客さんが入ってました。



DSC01026.jpg
キャラクターを自分の好みにデフォルメできるゲーム。
眼の大きさやボディバランスを変化させることによって、リアルにもなればアニメキャラらしくもなります。



DSC01039.jpg
渡り廊下をわたって9号館2.3.4Fはデザイン情報学科の展示会場。
こちらは音や温度、光量など、いろんな条件によって開く花たち。
こういう理系と美術系の複合領域はデザイン情報学科の特徴の1つでもありますね。



DSC01043.jpg
3DCGを駆使した動物の生態図鑑。
まさに画面から出てきそうなリアルさです。



DSC01047.jpg
質問に答えることによって、自分の持つキャラが浮かび上がってくるゲーム。
答えが1つではなく、いろんなキャラが見えてくるのがおもしろいところ。
かなりやり応えがありました。



DSC01049.jpg
デジタルだけではありません。
こちらは現代の物語を江戸時代の黄表紙にアレンジしたもの。
文体もすべて江戸時代の言葉になっています。
浮世絵風の挿絵も相まって、まるで初めて読む物語のような新鮮さ。



DSC01054.jpg
沖縄に伝わる昔話をポップアップ絵本にした作品。
編集のエキスパート・森山明子教授の影響か、書籍の形式の作品も多数あります。



DSC01051.jpg
クリエーター版人生ゲーム。
山あり谷ありです。



DSC01052.jpg
ジャンルによってコースが分かれているのがおもしろいところ。



DSC01053.jpg
グラフィックだけではありません。
こちらは「捨てられないためのデザイン」の1つ、動物型のクリーニング店のハンガー。
確かに捨てちゃうのはしのびない・・・。



DSC01058.jpg
外国人観光客のための東京ガイドブック。
全文英語表記です。
さすが世界のデ情!



いよいよ明日は最終日。
まだ半分も見れてないんですが・・・。
昼休み&仕事の合間を縫って気合入れて見て回らねば。

2009卒制展 2日目



卒制展2日目。
好天にも恵まれ、キャンパスは来場者でにぎわってました。
竹林は今日は休日。
午後から学内を見て回ってました。
今日もまたちょこっとご紹介です。



100130 002.jpg
竹林ブログでも以前に紹介した大学院彫刻コースの篠原奈美子さんの作品。
2年前の卒制展に続いてまたもウサギさん。
子供たちにも大人気でした。



100130 007.jpg
体育館を中心に展示しているのは工芸工業デザイン学科テキスタイル専攻。
表情豊かな布による1大テーマパークのようでした。



100130 009.jpg
実在する熱帯魚の模様をモチーフにした染織。
目の付けどころが竹林のツボでした。
このシリーズはもっと見てみたいですね。



100130 010.jpg
ここにも動物が!
肌触りが気持ちいい象さんでした♪



100130 015.jpg
米山さんもお薦めの工芸工業デザイン学科インダストリアル専攻の展示。
こちらは新しい災害救助用車両。



100130 016.jpg
GPS機能付き電動自転車。
現在地の地図を見ながら走ることができます。
モックアップは原寸大。
プレゼンボードではさらにレンタルサイクルとしての運用提案もなされています。



100130 018.jpg
金魚や熱帯魚の観賞ツール。
下に写る影の変化も楽しめます。
レストランやバーでの使用が考えられるとのこと。
こんなバーがあったら・・・カッコイイ!



100130 019.jpg
ビニール製の雨傘。
空気を入れて使用します。



100130 020.jpg
折りたたむとこんなにコンパクトに!
インダストリアルデザイン専攻では車から電気機器、玩具に至るまで幅広い製品のデザインを楽しむことができます。
うん、これは竹林もお薦め。



100130 027.jpg
元・宝石屋としてはやはり気になる金工専攻。
ここでも動物発見!
掌に納まる小さな動物園が展開されてました。
緻密な細工がすごい・・・。



100130 029.jpg
せっかくなので各専攻1枚ずつご紹介。
こちらはガラス専攻。
黄昏時を思わせる色遣いがなんとも美しい。



100130 030.jpg
続いて陶磁専攻。
こちらの作品はなんと手びねり。
こんな大きくて曲線的なモノが作れるんだなぁ・・・。



100130 013.jpg
木工専攻です。
一見アンバランスなんだけど、なんとも魅力的な机。
木工専攻の部屋は入ると当たり前ですが、木の香りがして、なんとなくホッとする気が。
やはり日本人だからかな?
ほんとうはヤスタカくんの作品画像も載せたかったんだけど、本人が後でアップするかもしれないので控えました。



100130 023.jpg
トリはインテリア専攻。
こちらは子供が遊べるクッション。
インテリア専攻も大は建物および周辺環境の提案から、小はこのような家庭内のグッズまで幅広い作品を楽しめます。



明日ご来場予定の方用にお役立ち情報。
4号館のベーカリーカフェ・エミューは昼飯時以外でもかなりの混雑ぶりでした。
明日は1番の人出が予想されますので、昼食でエミューや学食を利用される場合は少し早目の方がいいかもしれません。



今日はそのエミューの前で昨年退官された及部克人名誉教授にばったり。
久しぶりに及部トークを聞くことができてなつかしいやら嬉しいやら。
視デの展示も見に行かなくちゃ!

2009卒制展初日



いよいよ始まりました。



2009年度卒業・修了制作展



まずは大型作品の多い12号館B1F展示室、9号館B1F展示室を見てきました。
少しだけご紹介。



100129 002.jpg
12号館地下ではガラスのオオカミがお出迎え。
クオリティの高さに思わずためいきが出ちゃいます。



100129 003.jpg
入学してから今までにお世話になった先生・友人など総勢107名をキャラクター化。
愛情あふれる作品ですね。



100129 010.jpg
新しい楽器です。
金属のそれぞれの特性が音になって伝わります。



100129 008.jpg
授業中なんかにプリントに書かれている文字の囲まれた部分を塗りつぶした経験は誰にでもあるのでは?
その塗りつぶしをゲーム感覚で楽しめるのがこちら。
これ1つほしいな・・・。



12号館・9号館展示室とも、もちろん紹介した以外にも見応えのある作品がまだまだあります。
現地でお確かめいただければ幸いです。



明日以降来場予定の方に速報。
基礎デザイン学科・原研哉教授のゼミの展示がすごい!との情報です。
10号館4Fをぜひルートに入れてください。
また、2号館1Fの金属・セラミック工房もお薦め。
ラブリーな動物が待ってます。



今日は平日にも関わらず、午後からは外部からの来場者も目立ってました。
広報入学センターにも千客万来。
お昼過ぎに現れたのは多摩美の米山さん
志願者数や来年の相談会の話などした後、展示を見に行かれました。
竹林ブログ初期のレギュラーメンバーで、現在は育児休業を取得中のAB子さんも赤ちゃんをつれて訪ねてくれました。
親子そろってとても元気そうで一安心。
かわいい赤ちゃんを囲んで話の輪が広がってました。
昨年までの入学センター長で、現在は中国に研究滞在中の篠原規行教授も卒業・修了制作展のために一時帰国。
広報入学センターにも立ち寄ってくださいました。
上海のみやげ話が興味深くて、つい仕事そっちのけで聞き入ってしまいました。
こういう「久しぶり!」があるのも卒業・修了制作展の楽しみの1つ。
久しぶりにAB子さんや篠原先生の元気な姿が見れて、とても嬉しい1日でした。

2009卒業・修了制作展前夜



竹林@復活! です。
おきなまろさんの日記では「倒れた」となってましたが、そんな大仰なことではないです。
たまたま休めそうなタイミングだったので1日休んで、12時間睡眠を2度敢行したところかなり回復。
今日から職場復帰しました。
ただ、竹林と入れ替わるかのようにまた1人、体調を崩してダウン。
どうなる広報入学センター!?



さて、いよいよ明日から卒業・修了制作展です。
前にも告知したけどもう1度。



武蔵野美術大学卒業・修了制作展


会期 1月29日(金)〜2月1日(月)
時間 9:00〜17:00
会場 鷹の台キャンパス



竹林が爆睡ダウンしている間に手羽さんがお役立ち情報をアップしてくれたので、まずはこちらをご覧ください。



卒展前日なので、ムサビまでのアクセスと卒展の見方を紹介。



竹林からも2、3ご案内。


ムサビに着いたらなにはともあれ正門テントで配布しているパンフレットをゲットしましょう。
誰の作品がどこにあるのか?はこれを見ないとまずわかりません。
ふだん授業で使用している建物はもちろん、美術資料図書館や体育館、世界堂の入っている建物の裏手の課外センターやグランドにも作品が展示されています。
こちらの方にもぜひ足をお運びください。


今年は屋外展示の作品がかなりあります。
特に2号館は圧巻。
デザイン系志望の方もぜひ立ち寄ってください。


映像学科の映像作品等は1教室で複数の作品を上映しています。
教室の外にタイムテーブルが出ていると思いますので、目当ての学生さんや作品がある場合はそちらを参考にしてください。



竹林は金曜日・月曜日と土曜日or日曜日のどちらか1日は仕事の合間を縫って、キャンパス内をうろうろする予定。
照れないで声とかかけてみるといいんじゃないかな!さあ!