リアルな美大の日常を
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宮城・山形旅行紀(2)
一人旅のあいだノートに書いていた手記から抜粋してみます。
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1日目
12:16 仙台着。海鮮丼の店で昼を食べる。1350円くらい。
コインロッカー300円。
多賀城へ行く。「国府多賀城」駅で降りなければならなかったのに、間違えて
「多賀城」駅に行ってしまった。40分くらい歩いて異動。芭蕉を見習う体験と思う。
くもり、鮮やかな色の空が見える。風は冷たい。
あじさい、ユリ、ひまわり、いちじく、シロツメクサ。
午後3時頃、東北歴史博物館に入る。800円。
7〜8世紀に作られた熊と海獣(アザラシ?)の彫り物がとてもリアルで丁寧な細工だった。
動物の角を使った彫刻。
瓦もあった。
素朴な八枚花弁の単弁蓮華紋軒丸瓦と、シンプルな偏行唐草紋(左から右)の軒平瓦。
瓦の装飾としては非常にプリミティブなもの。
中尊寺金色堂の柱の再現展示が美しかった。
螺鈿がきらきら光って、こんな美々しい装飾が建物全体に及んでいるのだとしたら、
たしかにそれは天上世界のごとくに見えるのだろう。平泉にもそのうち行ってみたい。
多賀城碑〔壺の碑(つぼのいしぶみ)とも呼ばれる石碑〕のレプリカも展示してあった。
8世紀に大和朝廷の力がここまで及んでいたことを示す遺跡である。
千年以上も前の文字が、物理的にも認識可能性においても保存されている――私たちはそれを読める――ということは本当におどろくべきことだ。
外に出て、碑と城跡地を見に行く。
碑は鞘堂という簡単な建物で守られていた。
松尾芭蕉もここに立って見たのだろうか。
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ノートにはこの後、博物館の展示品の中で興味をひかれたものについて思い出したり考えたりしたことが書かれていますが、それは次のエントリーで。
(続く)