お嬢さん田植えに行くの巻

封印したはずのみどじゃーはさっそくさっそく封印を解かれた
やはり 実力がちがう  こんなときに活躍できるのはやっぱりおまえしかいなかった!


さて きゅっきゅぽんはなぜみどじゃーと仲直りしたのか


ある日 日本画の教室のドアに手書きをコピーしたささやかな張り紙がしてあった


『日本画なら、農業の基本である田植えをやりませんか』


日本画なら農業 とは実にぶっとんだ解釈である  場所は 埼玉県越生町  しかも『現地までは自力できてちょうだい』となんとも無責任なコメントが添えてある

ふつうならここでなんじゃらほいと3秒後には内容さえ忘れてしまいそうな張り紙である  
きゅっきゅぽんと3人の友人もぼんやりとこの張り紙を見ていた
そしてしばらくの沈黙ののち、みな なんとなく頷いた   「サンダルかわなきゃだねえ・・・」  
なんとも平和な日本画お嬢さん衆である

一名は体調を崩してしまい参加できなかったので 日本画1年生の参加はきゅっきゅぽんをいれて3名
あの張り紙一枚でなかなかの参加率である

国分寺から一時間半
きゅっきゅぽんは 生まれてはじめて埼玉の地におりたつ! (実は電車に乗り間違え3時間かかったので埼玉はとても遠くの地である気がしてしまうのだが)

越生町(おごせまち) の大自然の真ん中の田んぼが今回のステージ!! 
田んぼ.jpg

川のむこうにはもののけの姫がいる  アシタカがひらりと岩に飛び乗り 『我が名はアシタカ!』と叫ぶのである
風がマントのような蓑を通り抜けてゆく・・・ もとい 風がシリのだぼついたみどじゃーを通り抜けていく・・・ 『我が名はきゅっきゅ むさびの果てよりやってまいった・・・田植えの場所はここで・・・』

サン・・・ではなく ムサビに日本画の非常勤講師としてきてくださっている竹内先生が一言

「もう終わっちゃったからあがっていいよ」

・・・なんですと!

きゅっきゅぽんと友人が電車を間違えおたおたしている間に 30名ほどの参加者で終わってしまったらしい  はて きゅっきゅぽんはいったい何しにきたのであろう  これではまったくみどじゃーの出番がないではないか!

ところが この田植え ただのタンボニストの集いではなかったのである


つづく・・・(かもしれない)


もののけ姫のオープニング的な山である↓
越生町にはしし神がいるとにらんでいるきゅっきゅぽんである

山もんもん.jpg

もんもん山  命名 きゅっきゅぽん

投稿者:kkp : 2009年06月23日 01:00

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コメント: お嬢さん田植えに行くの巻

きゅっきゅぽんさん!
みずしらず、みずしらずの受験生の母に!御返事のコメント!うれしす!
ありがとん!
みどじゃー着て電車にのったの?まさか!そうだったら尊敬しちゃう。
きゅっきゅぽんさんって、なにげに行動的な気がする。
受験のことも書いてくれるって楽しみにしとります。
ブログが更新されるたびに、おお!っと楽しく拝読してますよ〜ん。
文面が楽しくて、個性的で面白いんだもん!
きゅっきゅぽんさんは福岡の出身で一人暮らしなんですよね。
えらいなあ〜。そんなきゅっきゅぽんさんを支えている
ごじらっぽんさん(お母さん?)とお父さんも偉いな〜っと1母はおもうのです。うちの子は油なんですよ〜
運が良ければ「きゅっきゅぽん先輩〜」なんて言える火が来ることを夢みて、、。

投稿者 みずしらず : 2009年06月23日 11:29

>みずしらずさん

コメントありがとうございます!
なんだか照れくさくて読みながら頭をゴリゴリかいちゃいましたよう
油絵科は近いのでもしかしたらすれ違っているかもしれないですねえ
これからも よろしくおねがいします

投稿者 きゅっきゅぽん : 2009年06月24日 00:01

>油絵科は近いのでもしかしたらすれ違っているかもしれないですねえ
うちの子は高3ですう〜。
来年すれ違える様に、いや、先輩後輩になれたら、、と思っているわけで、、。娘の去年高3だった先輩(つまり、きゅっきゅぽんさんと同じ学年)は5人ムサミちゃんに行きました。(浪人入れると7人だよ〜ん)日本画にも居るかもしれません。

みずしらずはとびっきりの心配性なので毎日娘の受験、受験、受験で頭がいっぱいで、、、、、。まあ、一つには家が貧乏ということもあるんですが。。
肝っ玉母さんになりたい!!!

投稿者 みずしらず : 2009年06月24日 10:25

音量子でござる。この山ではなにがもんもんとしておるんじゃろうね。

投稿者 音量子 : 2009年06月24日 21:25

>みずしらずさん
ごめんなさい!きゅっきゅぽんがカンチガイしていました
申し訳ありません

実はきゅっきゅぽんは2浪でございます(さらに頭をゴリゴリ)
その間 きゅっきゅの父も母も やはり受験受験で 精一杯きゅっきゅを支えてくださりました  今のきゅっきゅぽんがあるのも両親のおかげです  やっぱり受験は不安です  そんな不安な気持ちを一番理解してくれる人がいるというだけで 子どもとしてはうれしかったですよう!


>音量子さん

なんかこう もんもんせずにはいられない思いがっ・・・!
もんもんしすぎてけぶってきたのじゃあ

もんもん山一同

投稿者 きゅっきゅぽん : 2009年06月25日 01:31

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