2011年01月のアーカイブ

ちょいと日にち経っちゃいましたが

あけましておめでとうございます。
今年ものんびり更新&課題ギリギリ提出に、お付き合いよろしくお願いします(?)

今回の年末年始は山に籠らず、旦那の実家に行ってきました。
とにかくいっぱい食べました。ふへー。
その後も何だかんだと調子に乗って食べまくってたら、
やっぱりOPPになりました…
昔っから食べ過ぎに弱い、軟弱野郎な君と僕です。

旦那の実家には義姉家族が住んでるんですが、
笑点の大喜利を皆でなんとなく見ていたら、
姪っ子がフォーリンラブのバービーを指さして
「あ、○○ちゃん(君と僕の名前)に似てるー」といいやがった!な、なぬー!
そこにいる大人は笑ってたけど、みんな否定はしないのね。。涙
子供って正直だから、きっと似てるんだろうさ。うぅ。
もし学校でバービー顔を見かけたら、「こいつ君と僕だな」と心の中でつぶやいてやってください。。


正月からそんな感じで凹みつつですが、
久々にお勧め本、行きまーす。

まずは、三浦しおんの「まほろ駅前多田便利軒」

まほろ駅前多田便利軒まほろ駅前多田便利軒
三浦 しをん

文藝春秋 2006-03
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直木賞受賞作ですね。
お話は、まほろ駅前で便利屋をやっている多田は、偶然、元同級生の行天と再会。
当時友達でも何でもなかった行天が、ひょんなことから多田の元に居座ることに。
それぞれ誰にも知られたくない過去を持つ二人。
そんな二人のもとに、今日も仕事の依頼がやってくるが…

とにかくキャラがよい!多田&行天(ぎょうてん)コンビ、愛しすぎますっ
多田はいい人すぎるし、行天は破天荒すぎる。
そんなコンビの仕事の依頼主たちも、これまたそれぞれ個性的。
これは、映像化しても結構面白いんじゃないかなーなんて
一人でニヤニヤしてたら、なんと、映画やる見たいっすね!
コミックも出てるようで、しおん氏が山田ユギ氏を指名したそうな。
さすがBL好きのしおん氏ですな。

もし読むなら、単行本がお勧めです。
私も最初は文庫買ったんですが、その後、古本屋で単行本をパラパラとめくったら、
多田と行天のイラストが載ってるじゃないですか!しかも、想像してたのより遥かにかっこええし!
もう、ソッコーで買わせていただきましたよ。えぇ。

この本の続編、というか、スピンオフになるのかな?
「まほろ駅前番外地」もでております。
こちらも期待を裏切りませんので、あわせてどうぞ。


次はコミック。
いよいよ登場、ヤマシタトモコ氏ですっ。
このマンガがすごい2011のオンナ編1位・2位!おめでとうございます!

本屋でバイトしてると、とにかく色んなコミックを目にします。
というのも、あのビニールがけは自分らでやっているので、
ドラえもんから成人向け18禁エロマンガまで、殆どのものを手に取っています。
さすがに中身をじっくり読むなんてことはできないですけどね。
去年の夏頃、ヤマシタトモコ氏のフェアが始まり、何十冊もビニールがけをしてるうち、
「服着ろ、パンツはけ!!」の帯にやられ、結局フェアのコミック全て購入してしまいました。
この帯のコミックはこちら。

ドントクライ、ガール (ゼロコミックス)ドントクライ、ガール (ゼロコミックス)
ヤマシタ トモコ

リブレ出版 2010-07-09
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親の不手際で、親の知人宅に居候することになった女子高生たえ子。
その知人とは男で、しかも裸族だった…!

とにかく笑えます。
たえ子が不憫でならないけど、そんな裸族の升田との恋ははたしてあるのか?
この物語はまさしく、作中にあるたえ子のこんなセリフで表現できるでしょう。
「全然君に届かないし、マリンブルーの風にも吹かれず、ときめかないトゥナイト…」
とにかく、少女マンガの王道なんて、そんなものありませんのでっ

ヤマシタ氏が描く女性は可愛くて、強くて、おしゃれで、見てると自分もショートボブにしたくなります。
そして男性は、イケメンだけど変人(変態?)だったり、ナヨナヨしてたりと、ちょっと頼りない感じが多い。
「Love Hate, Love」は枯れ専のお話なんですけど、
お相手の男性は52歳で教授でも、やっぱりどこか情けなくて。。
でもそこが愛しく思えたりします。

このマンガがすごい2011の1位に輝いた「HER」や、
アフタヌーンで連載中の社交ダンス部を舞台にした「BUTTER!!!」も合わせてどうぞ。
「BUTTER!!!」は近々2巻発売するみたい。買わねばっ

BL興味あるかたは、ヤマシタトモコ氏はBL結構描いてますので、チェックしてみてください。
なにやら、BLの方が出版数多いので、BLからデビューしたのだろうか??


ではまた次回。