2012年07月のアーカイブ

ファイン系とデザイン系の違い

版画や油の人はそもそもファイン系・デザイン系という分け方をしません。

とりあえず入学して一ヶ月目くらいでそれがわかりました。


美大生はどの学科でも「ものをつくる人」という大きなくくりで考えている。

私達は絵を描いている、彫刻をやっている。
建築なら大きなものをつくっている人たち、視デならパソコンでものをつくっている人たち、みたいな。


ちなみにタイトルの話をファイン系の人としてもなぜ僕が疑問視しているのか、まったく共感は得られませんでした。
でもデザイン系の人に話したら少しは話を聞いてくれました。

結果、キレイな話ではないですが、マネーが仕事として絡むのがデザイン系だから無意識のうちにデザインほどマネーの絡まないファイン系は二つの境目が薄くて、デザイン系の人は意識してしまいがち(わかりづらい説明ですいません)ではないか、という話になりました。


まぁどう思うかは人それぞれなんでしょうけど、当たり前だと思っていたことが場所が変われば(同じ学内でも)解釈が変わるということなんですね。


ちなみに版画でも建築ばりに金定規使います、まぁスチレンボードではなく印刷用の紙を切るためなのですが。
1m定規の需要がここにもありました。

at 23:35 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)