しりとりブログ 「スター」

数日前から20世紀少年(と21世紀少年)を読み返してます。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)浦沢 直樹

小学館 2000-01
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もちろん、もうすぐ映画が公開されるからです。
映画「20世紀少年」

待ちきれなくて、"ともだち"Tシャツを買ってしまいそうなくらいの勢い。それを着て学内を歩いてしまいそうな勢い。
オッチョ役に豊川悦司さんをキャスティングできたところで、この映画はもう完成してるんじゃないかな。


何度も告白してますが、浦沢直樹さんのマンガが昔から大好きで。

彼のマンガの最大の特徴は、絵がうまいのも当然あるんだけど、話が動き出してからの展開が面白すぎること。
伏線がたくさん張られていて、「え。それはそこにつながるのか!」という面白さがスバ抜けています。
20世紀少年も最初はつまらなく感じる人もいると思いますが、4,5巻ぐらいまで頑張って読んでみてください。
そこからが一気です。すごいのよ。

三谷さんも20世紀少年を絶賛してました。
でも、三谷幸喜と浦沢直樹の共通点って、同世代ってことだけじゃなく、話の伏線の張り方やサブキャラのバックストーリーがしっかりしてるところで、私が二人の考えるストーリーが大好きなのもそういうところです。
実は手羽ブログも伏線をスパスパ解決してるような内容で書ければいいなーとこっそり思ってます(笑)


現在連載中のPLUTOは、鉄腕アトムの原作を読んでから読むと浦沢+長崎コンビのすごさが数倍理解できますよ。

4091877567PLUTO 1 (1) 【豪華版】 ビッグコミックススペシャル
浦沢 直樹
小学館 2004-09-30

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(この豪華版を買うと、原作がついてくるのでオススメ)

普通の人間ならアトム目線で書くところなのに、ゲジヒト目線なんだよね。この発想って常人では無理。


「そんなに言うなら読んでみようかなー」と思った方。
浦沢マンガのとっかかりとしては「MONSTER」がオススメですね。

4091836518Monster (1) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
小学館 1995-06

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ただ、彼のマンガのもう一つの特徴は、最後が「・・・あれ?」で終わってしまうこと。
MONSTERしかり20世紀少年しかり(笑)
伏線がスパスパ片付いていくところとか、20世紀少年だと「なんで忍者ハットリ君のお面なのか」がわかるところとか、それはもう鳥肌ものなんだけど、ラストが「・・・え?これで終わり??一番大きなあの謎は?」てなことが多くて・・。
ま、それを差し引いても、彼のマンガは面白いのでぜひ読んでみてください。

ちなみに手羽が一番好きなのは、「MASTERキートン」です。

4091816916MASTERキートン (1) (ビッグコミックス)
勝鹿 北星
小学館 1988-11

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いろんな美大が「某漫画家が●●美大の教授に!」と宣伝してるのを見ても、「2世代も3世代も前のおじいちゃん漫画家が教授じゃ、ねえ・・・」と完全にスルーしてましたが、名古屋造形大客員教授に浦沢さんが決まった時はほんとショックでした。
なぜムサビに来てくれなかったんだ、と(笑)




では、次のお題は「ともだち」。




え?お題をクリアしてない?
何言ってるんですか。ちゃんと何度も使ってますよ。
「モンスター」「マスターキートン」って。

どうっすか。伏線だらけでしょ?
え?単に強引なだけ?・・・ま、そういう解釈もあるでしょう・・・。


しかし、京都の人は東北の人と一緒にいも煮を食べる時間があるのなら、しりとりブログを助けてくれないかな・・。長岡の人はオープンキャンパスで忙しそうだし、あとは福岡にいる名古屋の人かな・・・。
出たとこ勝負だから、二人だとこれが思ってたより大変で・・・って手羽が始めたことなんだけど・・・。

あ。
終わり方を決めてなかった・・・どうやったら、このしりとりブログは終わるんだろう(えっ)
キーワードの最後が「ん」だったら終わりにしようと思ってたけど、昨日「結婚」って出しちゃったんだった。すっかり忘れてた・・・。
企画を考えるのは得意だけど、最後まで考えないのが手羽クオリティ。
誰か終わり方を考えてください(あくまでも他人任せ)

何故か評判がいいので、もう少し続けてみますが。

投稿者:ichiro : 2008年08月22日 02:14

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コメント: しりとりブログ 「スター」

>企画を考えるのは得意だけど、最後まで考えないのが手羽クオリティ。

ここのところが浦沢直樹さんだというオチなのね?

投稿者 ぶとらげーにょ : 2008年08月22日 08:09

やばーいっ。
コレって私、コメントしなきゃいけない立場ですよね。
最近おとなしくしていましたが。
名古屋造形の名前を出していただきありがとうございます。
浦沢先生のマンガは昔から好きです。
名古屋造形が浦沢先生をGETしてきた時には
「やるじゃん、先生」と、造形の株があがりました。(←ヒドイ。)
ちなみにプチ子は「パイナップルARMY」から読んでいます。
単行本「踊る警官」の中の「さよならMr.バニー」が好きです。
マニアックでごめんなさい。

投稿者 プチ子 : 2008年08月22日 18:39