伝説の卒制

ここのこさんのエントリーより。
ちなみに橋本公さんの作品はこちら
(CTBTO:包括的核実験禁止条約機関準備委員会のサイトです)


某プランニングの先生はこの作品を「伝説の卒制」と評していました。
これを見た芸文の先生は全員が胸を打たれた、とも仰っていました。


うん、わたしも胸を打たれた。
たとえば、きのこ雲が上がったりだとかそんな表現はなくて、
映像に流れるのはただの光の点滅です。
映像に流れているのは、核実験・核爆発が起こったという事実そのものです。

でも、それがとてつもなくショッキングに感じる。
点滅音も残酷に聞こえる。
映像の中身そのもの以上のものを持ってわたしたちに語りかけてくる。
それは紛れもない「artwork」。


これは個人的なことですが、
ああ芸術ってこういうものもそうなんだよね、ということを思い出しました。

わたしは展覧会で作品を目を前にすると、
どうしてもその作品だけしか見られなくなってしまう性質であるのですが、
そうだよねーこういうのも芸術なんだよね・・・
最近は西洋美術史(17世紀あたり)ばっかりにうつつを抜かしていたから・・・視野がせまい・・・


それにしても、
4年後、わたしはどんな卒制をするんでしょうかね。


さて、近況
・沖縄に家族旅行をして、今日(日付的には昨日)帰ってきた。
・でもこれから数時間したら福島に旅立つ。
ちなみに福島はバイト先(個人経営の塾)の合宿!いってきます!

投稿者:henry : 2010年08月18日 01:05

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