2011年03月のアーカイブ

VS 濱

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こんばんは。濱です。
早いもので、本日が最後の、ムサビ日記の更新になります。

前回、前々回と「言葉がまとまらない」などと書いていましたが、
結局、まとまらずに今日を迎えました。
今もまとまってはいないのですが、最後の最後なので、書き始めようと思います。
少し長くなるかもしれませんが、これを学生最後の自分の言葉として、書き残しておこうと思います。


私がムサビ日記を始めたのは、1年生の春の新メンバー加入時でした。
この記事を書き始める前に、1番最初に書いた日記を読み返したら、
何か、こう、若いって良いなぁ、と思いました。あの頃はまだ10代だったんですね・・・(遠い目)
1年生の4月の日記とか・・・。今読み返してみるとテンションが高くて恥ずかしいのですが、
太文字とか使って色々頑張って書いていたんだなぁ、と思って読んでいたら、泣きました。

すごく頻繁に更新していたわけではないので、
4年間でトータル、318の記事を書いたことになります。
下書きのまま未公開のものもあるので、正確には300ちょっとだと思うのですが。
最低でも2週間に1度は更新する、はクリアできたかな、と思います。

時には悩みを書いたり、4コママンガを載せてみたり絵を載せてみたりと
色々迷走した時期もありましたが、
その300ちょっとの中に、自分が学生生活で感じたことや思ったことが詰まっているんだなぁ、と。
自己満足かもしれませんが、我ながらすごいなぁ、と思います。
(今すぐにでも全記事を読み返したい勢いなのですが、
そうすると31日中に更新できなくなるので、書き終えてからじっくり、
今回の記事も含めて読み返したいと思います。)


正直なところ、卒展が終わってからの日々は、
ずっと辛いと思いながら過ごしていました。
自分がどうしたいのかをスパッと決めることが出来なくて就活もうまくいかず、
色んな人の力を借りながら、全力で取り組んだ卒制でも賞を取れず、
もう何をやっても、結果が残せなければ、人が認めてくれなければ意味がないだとか
自分は絵を描いてもデザインをやってみても中途半端だとか
そんなことばかり考えて、前に進もうとしていませんでした。
地震で大変な時に何を考えてるんだ・・・と思うと、ますます辛く、
勝手に1人で劣等感を抱えて落ち込んでいました。
進んだ先で認められないこと、否定されることを完全に恐れていました。

でも、この4年間を振り返ってみた時に、
1番大切なことは、まずはやってみることなんじゃないか、と思いました。

ムサビ日記も、手羽さんにメールを出すところから始まりました。
それが、今日に続いています。
もしかしたら、メンバーに採用されなかったかもしれない、
もしかしたら、途中で日記の更新がストップして、辞めていたかもしれない。
もしかしたら、なんて、挙げればきりがないのですが、
今日まで日記を続けてこれた事は、事実です。

在学中、大きな功績を残した訳でもなく、
卒業後の進路も『就職活動継続中』という状態で
周りに迷惑をかけっぱなしな私ではありますが、
自分にとって、ムサビ日記として書きとめた言葉たちは、
『私がムサビ生として充実した4年間を送ったという証明』なのではないかと思うのです。

大げさかもしれませんが、それがこれから自分が生きていく上で、
糧のひとつになるのでは・・・。
そう思ったら、明日からも、何とか、前に進んでいけそうな気がしました。
今、自分が出来ることを、まずはやってみようと。


もし、ムサビ日記をやっていなかったら、
書いていなかったであろうことは沢山あるし、
出会っていない人も多くいます。
でも、今こうして書いているし、出会っています。
それが自分にとって、すごく大切なことになっています。

何か、そういうことを思うあたりが
自分にとっての芸文らしさ、なのかなーと思ったりもします。
人とモノ、濱とムサビ日記、みたいな。
結局、人が作ったものっていうのは、ジャンル問わず、
人が人と関わっていくためのものなんじゃないかと。きっかけなんじゃないかと。
芸文らしさって何なのさ、と悶々としていた時期もありますが、
今のところの結論はこれです。

(芸文の授業に関してはちまちまとしか書いていなかったのですが
芸術文化学科って何するところなの?という方に
少しでもこういう所だよ、と伝わっていれば
書いたこちらとしては嬉しいです。)


月並みな言葉ではありますが、
「ムサビ日記をやっていて良かった」その一言につきます。
日記関係者の皆様、そして読んで下さった全ての方に感謝します。
ありがとうございました。

高1の時に初めてオープンキャンパスでムサビに行って、
その時、参加したキャンパスツアーのガイド役が手羽さんだった時から早8年・・・。

(まぁ、その時はムサビ日記が始まったばかりで、私は日記の存在を知りませんでした。
その時のガイド役が手羽さんだと分かったのも、ムサビに入った後でした。
オーキャンで貰った案内の本を見ていたら
たまたま私が参加したツアーの写真(自分が写っていた)が載っていて、
「あれ、もしかしてこの時のガイド役って手羽さん?」
という感じなのですが・・・。
確か、ツアー途中で、タマビのスタッフさんと遭遇して
「1分間だけタマビの宣伝していいよ☆」と言っていた気がします。
くねくねしていたから多分そうだと思うのですが・・・!
これは最後に書こうと思っていた小話です。
ここまで書いておいて違ったら恥ずかしいですね・・・!)


先のことなんて分からないけど、
少しずつでも前に進んで、10年後ぐらいにこの日記を
「しょっぱいなぁ」と苦笑いしながら読めれば、それで良い気がします。

というわけで、ムサビ日記ライター・濱としての言葉を書くのは、今日で終わりです。
そういうつもりで、最後の記事のタイトルは『VS 濱』としました。
中の人はこれからもネット上でうろうろしているので、今後が気になる方は
Twitter(アカウントはhama_mau)や個人サイトをご覧頂ければ、と思います。
これからもメディア研究と称して、イラストや漫画を描いていきます。
手を動かしていないと落ち着かないのも、この4年間で分かったことです。


ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。
地球は丸いので、前に進んでいけば、
またどこかでお会い出来ると思います。
では。


平成23年3月31日 
ムサビ日記ライター(芸術文化学科) 濱

卒業しました

こんにちは。濱です。

一昨日、18日付で無事に卒業しました。
造形学士の学位、また、学芸員資格を取得いたしました。

4年間で学科学年、大学内外問わず、沢山の人たちに
出会えたことが何よりの財産だと思います。
ありがとうございました。

以上、卒業のご報告でした。

他の卒業生メンバーの日記が早くも〆ムードなのですが、
一応、ムサビ日記は3月末までは更新出来るみたいなので、
私はまだまだ書いていこうと思います。
授与式のこととか、その他色々。
(早い話が、自分の頭の中がまだ混沌としていて
うまく言葉がまとまらないだけなのですが)

もう少しだけ、お付き合いいただければ幸いです。

卒業前夜

こんばんは。濱です。

卒展が終わってから、
この4年間で何をやり遂げることが出来たんだろう、とか
何を見つけられたんだろう、とずっと悶々と考えていて
結局、言葉に出来るものではないのかもしれないとか
今すぐには出てこないけど、きっと後々分かるはずとか
答えになっていないような答えをとりあえず出したりしていたら、
今回の震災で、今までの日常が日常ではなくなって
卒業式も中止になってとても残念で
でも、時間はいつも通り流れていて、
春からどうするんだ自分、な状態で・・・

と、色々なことが混沌としている状態です。
書きたいことは沢山あるはずなのですが、
どう書けば良いのか分かりません。
何度書いても、しっくりきません。

ひとまず、明日、無事に授与式が終わりますように。
そして、日常が、少しずつでも、ゆっくりでも、戻ってきますように。

at 22:55 | Category : 日常 | Trackbacks (0)

ムサビ情報

http://twitter.com/hama_mau

地震によるムサビ関連の情報(鷹の台ホールが避難所になっている、など)をRTしたりしているので、
気になる方はご覧下さい。

私は地震時、9号館6階にいました。
鷹の台ホールに夕方まで避難していて、
現在は友人宅にいます。

VS 照明

こんばんは。
部屋の照明のスイッチが壊れて
暗闇の中でこれを書いています。濱です。
机の上のスタンドも切れているので、
部屋のドアをあけっぱなしにして、廊下の照明をつけて
ちょいとばかし、明かりを入れています。

気が付けば3月も10日目とか・・・。
来週の今頃は卒業式前夜とか。
ムサビ日記を書けるのもあと少しとか。
残りの更新で一体何が書けるのか、っていう。

 
何か生なましいことを色々書いていたのですが、やめました。
もう少し整理出来てから書きます。

at 23:17 | Category : 日常 | Trackbacks (0)