カメラリテラシー

12月1日〜3日は、「カメラリテラシー」のスクーリング。
午前、午後のみで、座学の授業は初めて。新宿サテライト教室も初めての登校でした。

新宿サテライト。いきなり高層ビル群で迷子に。自分が思っていたビルの隣じゃないか〜、遅刻する〜と、かなり焦ったスタートでした。
新宿サテライトはとてもきれいなスペースでびっくり。もともとオフィスビルだから、大学というより企業の研修所みたいな雰囲気かな。窓からは高層ビルも見えるし、「あぁ都会だぁ」とこっそり感動してました。地元で40階建て以上の建物なんて、たったひとつしかないんだもの(笑)

某カメラメーカーからやってきた先生が担当でしたが、講義慣れしてて話がおもしろい! 大学の人とは違う喋りだけど、全然飽きさせない話でした。しかもカメラ器材を参考にいっぱい持参してくれていて、その心意気だけでも感動でした。重かっただろうに。ありがとう、先生。

授業の内容は「リテラシー」ですので(リテラシーという言葉はムサビに入って知りました。最近ようやく普通にも使われ出した気もしますが)、超初心者向けカメラの仕組みと使い方講座でした。かなり分かり易い内容です。
ただしカメラ発明の歴史(これは映像文化論を取ってると、よく分かります)から最近のデジタルな話までと範囲は広いので、だんだんと大変になってきます。難しい話ではないんですけどね。初日はともかく、2日目と3日目は真剣に聞いてないと、頭が混乱してくるかも。似たような用語がぐるぐると出てきますから。
あと、最終日に試験あります(笑)授業を聞いていれば、簡単なテストです。

今回の授業を聞いて、絞りの意味を再認識。カメラにしかできない表現というのも、ようやく納得できました。

ここからは余談。
実は昔からちょこっとだけカメラには縁があります。父親は若い頃からカメラおたく、結婚した相手がこれまた陸上部兼写真部だったカメラ人間。
私はムサビ以外の大学の時、部活でマニュアル使ってました。その後は旅行用にコンパクトで楽な方向に流れ、今はスケッチがわりのデジカメ使用ぐらいです。今流行のデジカメ一眼は高いし、イマイチ自分の中でデジカメに対する信用度がまだ低いので、最近またマニュアルに戻りたいなぁと思うことがあります。が、オーバーホールかけないと多分ダメみたい。レンズにカビが生えている! がーん、ぐすぐす。
で、まだAPSが元気だった頃、APSで撮った写真で某新聞社主催の旅行写真コンテストに入賞したことがあります。その時の入賞作はみんな高級一眼カメラで撮られたもので、私一人「すいません、APSで撮りました」とばらしたら、審査員の先生が一瞬絶句。すぐに「旅行ですから、気軽に撮れることも大切です。カメラの性能だけで作品の善し悪しが決まるわけではないですからね」とフォローしてくれました(笑)。フィルムだけは良いのを使ったんですけどね。
偶然のチャンスだったけど、その旅行の中で一番狙った写真でした。一ヶ月近い旅行の中ですでに400枚近く撮ってましたが、「これだけは外さないで〜。他のが全部ダメでも、これだけは上手くいきますように」と心の中で祈りながらシャッターを切りました。
この一枚は今もずっと部屋に飾っています。

投稿者:fuka : 2006年12月14日 08:17

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