カテゴリー:E:受験

つまりはデッサン

ここで書いたか書いてないか分かんなくなったので改めて。

私はこの4月から
都内の写真学校の夜間の部に通っています。

カメラマンになるためのお勉強をしてて
ライティングとかを中心に
フォトショップでのレタッチも一緒にやっています。



ちょっとかけ離れた世界だとおもってたけど
どんどん「いままで培ってきたもの」が活かせるんじゃないか、って
思ってきました。



受験時代に鉛筆デッサンをしてて
難しいと思ってた「質感」を表現すること。

写真なら
見たものがそのまま写るんだから
質感もなにもなくてそのものそのままが「それらしく」写る、って思ってたけど

そんな写真でさえ
質感を表現するために
複雑にライティングしたり、パソコンで修正したり
「こうあってほしい」
というものを目指して画像作りをしていくことを知りました。



そう考えると何気なく取り組んでたデッサンって
めちゃめちゃ高度なことなんじゃないのか、、、?っていうこと。
(形を正確にとったり、空間を表現したりを鉛筆と手でやっていくわけなので。)


たとえば
その「こうあってほしい」が
『一般的にこうあるべき』とか『誰が見てもこうある方がいい』という理想と
目の前に提示されたモノをすりあわせていくのが
「デザイン科のデッサン」だと思うのです。

「素直なのはいいんだけど、、、」とか
「見てない」とか
いろいろ言われたけど、全部このことを言ってたんだわ。



素直→→ありのまますぎる。予備校の使い古されたモチーフのリアルな汚さだったり、しかたなくなってるライティングをそのまま書いちゃってる。

見てない→→「こうしよう」がそのものらしさからかけ離れてしまっている。

ということ。


自己表現ではなく
すでに広告とかの考え方に近かったのかも。

モノそのものをあるがまま、でなくて
そのモノがそのモノらしく在るためにはもっとこうあってほしいが大事だった。

そのことに
4年生の今になって気づいたんです。わたしは。
(4浪したのに。ということは現役のとき含め8年以上かかってる。)

そしてこのことこそが
デッサン以外にも言える、「デッサンを通して勉強するべきこと」なんではないかと。



それと
鉛筆と紙は使わないけど
デッサンで考えるようなことを考えてる
各分野のプロフェッショナルがいる、っていうことを

ここ数ヶ月で知りました。



逆に
こっちを知ってれば
もっと多角的にデッサンを早く上達させられたんじゃ、、、

って思ったり。


結局
デッサンってすごい大事だ、って
どこに行っても思うわけです。


今日は教養科目の講義の方で
ギリシャ思想についても勉強したのですが
それもまたデザイン科のデッサンに通じるんじゃないかとおもった。
(いまだにギリシャ彫刻をデッサンに使うのも関連してるのかしら、、、)

デザイン科のデッサンとイデア論。



関係ないと思われたいろいろが
ぐんぐんつながってきた瞬間です。

美大ってすごいや。







ただ今の現状だと
限られた「予備校」という狭いくくりで
決まった先生にしか教わらないので

まちがった認識をしてしまえば
何年かけてもたいして上達しないし

それどころか
「技巧にはしる」みたいなことになるのかも。

でもこれって
「(まちがった)技巧にはしる」っていう意味だったみたいです。



予備校の講師には
デッサンというものの捉え方が間違わないような
多角的な教育をしてもらいたいなあと思う。



そうじゃないと
美大の受験科目としてわざわざ時間をかけて取り組む意味も無いし。

たろう

最近気づいたのは
春休みになって、
予備校時代を共にした
いわゆる「多浪仲間」と話したりする機会が増えて

就活にまっすぐ進んでいきがたい友人、が
多い気がする。

ということ。




たしかに多浪すると
将来をの道を決める岐路に立たされたとき
「んーー、ほんとにこっちでいいんだろうか。。」って
迷うのに慣れちゃって

そんなにすぐに自分の将来を決めらんないのです。

多分。



浪人を重ねて
迷うことに対して何度も向き合った。

物事とは向き合うのまでに時間がかかるんだけど
なんか、迷ってる自分と向き合ったりすることが長かったり。

なので
浪人して良かったことは?と聞かれれば
「いっぱい迷ったこと」
と答えると思います。

モラトリアム長くてすんません。



でも
すんなり大学生になって
就活して、、、って自分は
どうやっても想像できないんで
そうなることになってたのかなあ。とおもいます。



にしても
「4浪」ともなると
周囲の人を一瞬ひかせる威力を放つので
特に美大以外の人に歳を言うのはけっこう気をつかいます。

この力がなんかの役に立てばいいのに。



もしかして「多浪」ってワードも
美大以外の人にはうまく伝わらないのかもしれん。

美大生でさえ
むさび、たまび周辺の人は
多浪=2浪以上

って思ってる人が多いけど

私からすれば2浪はまだまだ少なくて
3浪以上が多浪かな、と。

2浪まではまだ技術的な伸びしろがあるっていうか、
3浪過ぎると人間性の部分でなにか問題がある場合が多かったり。笑。。

そんな、
予備校のキャパシティーを若干超えだして
ループしだしたあたりを、
「多浪」と定義させていただきます。

でも3浪以上した人は
何度もメンタル打ち砕かれてるから
心が優しい人が多いんだよ、って思ってる。

ちょっと迷いすぎる癖があるだけ。

そんなわたし、ばんさんかん。

受験生へ

明日はいよいよ工デの試験ですね。

いまは最後の1枚を描いてるかしら。



工デ受験で大事なことは
カッコいいものを狙うよりも
最後まで諦めずに粘ること、

なんじゃないかなーとおもいます。



デッサンの構図にしても、
元気さが大事だと思います。
(てゆか元気な構図にしないと描きにくいもんね)

結果、
さらっとかっこいいことをやっちゃう人よりも
多少不器用で泥臭いけど粘り強い人、が
工デには多いような気がするので。


出された形、素材、に対して
奇をてらうより、堅実であること。

そうすれば点がつかないはずは無いと思うのです。

明日はセンター試験

遅ればせながら、今年もよろしくおねがいしMAU◎

さて
もうセンター試験ですね。

TVの受験生応援グッズの特集を見ると
3年になった今でも「あ、買わなきゃ」って気持ちになったりします。

センター試験を5回も受けて
ムサビのセンター利用受験一期生の
センター試験のプロの私からすると

ポイントはもういくつかしかありません。

◉答えはそこに載っている
選択式の試験であるかぎり、
勉強してないからといって諦めるのはもったいないです!
(※ただし数学はその限りではありません)


◉受験地のことはちゃんと調べてから行きましょう。
浪人生になって余裕が出てくると
電車の時間とか調べるのも雑になりがちなので注意。
途中の道にコンビニ等があるのかも調べて行かないと
ご飯が無い!なんてことにもなったり
ちょっとしたチョコとかもあるとよいです。


◉キャップを。そして鉛筆けずりを。

小学生の持ち物みたいですが
キャップはあった方が便利です。
その際、かわいいキャラクターもののプラスチック製のキャップに
ステッドラー等の海外製の鉛筆だと
軸の径が細くて先端の穴から芯が出てしまう、、、!
ということもあるので注意ですね。

使おうと思ったら全部折れてる、は
さすがに焦ります。

アルミのキャップにするか、
ゆるくつけるか、
鉛筆を日本製にするか、ですね。

そしてカッターよりも鉛筆削りの方が
机の上を汚さなくてよいと思います。
周りのフツーの受験生もビビってしますのでね。カッターだと。


◉細い消しゴム持参で

デッサンに使う用の、ちきちきって出すタイプの細い消しゴムやら
monoのカチカチする消しゴム、
あれはマークシートにも使えるかもです。

ただし
デッサンにいつも使ってるモノを持って行く場合は
ちゃんとキレイにしてから持って行かないと
消したいのに逆に紙を汚す、という残念なことになりがちです。




そんなもんかなあ。
リスニング受ける人は耳掃除もしっかりやっていくといいですね。

では検討を祈る☆




受ける科目さえ間違わなければ
なんとでもなります!

学生って大変

今日はTV業界の説明会に出ました。

やー、やっぱり
TV業界って忙しいんだろーなーって

思ったけど



今日はそのあとepa!の練習を見に行って
そのあとにいろいろ当日とかそのあとの映像編集の相談とかして



あれ、
学生って結構大変じゃない??


って
思いました。



だって
学校の課題もあって
講義の授業もあって宿題とかもあって
epa!も忙しいし
これから就活もあるし
作品まとめなくちゃだし
TOEICの勉強もしなきゃだし
他にも勉強しなきゃいけないこともあるし
バイトしないとお金ないし
料理も洗濯もお風呂掃除も部屋の片付けもほんとはやらなくちゃ。


多分、
どれか1つだけでも
24時間でちょうどいいか足りないくらいよ。

しかも「遊ぶ」、を入れ忘れたわよ笑。

映画観たりする時間もほしいよね。
TSUTAYAでぃすかす滞りっぱなし。



自分の好きな仕事に就けたら
それがどんなに忙しくたって
それだけをやってればお金がもらえるんだから

なんてステキ!

って思ってしまうけど。



まあ現実はそんなに簡単なことじゃないかもしれないけど
だからはやく働きたい、って思うのよ。





受験の時は
実力をつけたい、自分に満足したい
っていうところから

はやく大学生になっていろいろやりたい
って思えるようになって

初めて合格が視野に入って来た。



とにかく就活においては
2012年4月から働く!
って
ちゃんとイメージしてがんばる。

それが多浪して学んだこと。

こたえます

ほんとに暑いですね。

こう連日だとさすがにこたえます。。。





ではなくて、(いや。そうなんだけど)
私も遅ればせながらお題に答えたいと思います。

長いです。笑。




Q1.いつ頃から美大を目指しましたか?

A, 高2の夏休み。


元々中学では科目の好き嫌いが激しくて、
美術はいつも5だけど、
体育とか数学とかは1とか2、、、という具合で
英検と漢検でかさまししても
公立高校(神奈川県立)のいい所は難しいね。って感じでした。

私はまだ相対評価の時代だったので
成績を上げるのはまず無理。
(しかも小中は国立だったし)

オバカな公立は治安の面で自分には合わなそうだったので
私立の高校を探し、
ちょうど良くデザインコースがあるちょっとオバカな(しかし治安はいい)私立に出会え、
そのまま入学しました。



で、
入学が決まってすぐに
長年通うことになった二駅先の美術予備校から
年間パンフレットと、月に一回の「無料体験のお知らせ」が来るようになったんです。



大学に行くとか全然考える前に
「美術予備校」という存在を知ってしまったわけで。

こんなお金かけてそうなパンフレットを
ただで配っているなんて!
って感動するとともに、
学費のページに「うそだろ、、、」と思ってしまったので
しばらくはスルーしてました。



しかし、
月一の案内がしつこかったので
ちょっと行ってみることにしました。
それが高1の終わりだったかな?

よくよく思い出してみると
それがムサビの先生の出張講演会でした。笑。

でもこの時点ではムサビもスルー。



その後、無料体験に参加、
本格的に入学したのが高2の夏季講習からでした。



中学で5を取ってて、
高校でもそこそこ上の方の成績をいつも取ってて、
予備校で最初に描いた石膏デッサンも「うまいじゃん!」

という、
調子乗っちゃう所からのスタートでした。笑。



ちなみに高2は基礎科で秋から、
立体とか着彩とかまんべんなくやってみて
デザイン科の体験課題が楽しかったのと
デザイン科の先生がなんとなく好きになれそうだったのと、

なにより2番目に選ばれて講評してくれたので
「自分いけてるかも。」という勘違いから
受験科はデザイン科へ。





はい、成り行きです。



ちなみに、
高校のクラスのほとんどは
推薦で専門学校に進学していました。
大学受験が一割くらい。

みんなとは違って
私は実力があるんだから!

という過信があったもので。

あーはずかしい。



この時点では
まさかのタマグラ志望でした。
佐藤可士和が好きだったんです。笑。

まあでも時代がそうだったよね。
2002年。




Q2.どうやって勉強しましたか?

A . ただひたすら、マジメに予備校に通うこと6年。


これは参考にならんですよね。笑。
まさかこんなにかかるとは思ってもみませんでした。

1浪か2浪の時には家で平面をやり直しまくったり
3浪では友達同士で講評しあうのをやったりしましたが

基本的にはただ通っただけでした。



4浪ともなると
GWの宿題とかマジメにやらなかったけど(!)
それでも毎日休まず通っていました。

いま思うと
もっと美術館に行ったり
「すき!」と思えるものに触れたりする時間(インテリアショップにいくとか)が
もっとあっても良かったんじゃないかと。

結構時間はあった。

無いと感じてたけど。



ちなみに芸大コースにいたことと、
高校時代からの無駄な過信で
学科の授業は受講していませんでした。

センターの勉強は本屋さんで問題集を買って勉強、
毎年受けてたこともあって傾向ばっちり分かってる。。という。

高校から4浪まで
科目に多少の浮き沈みはあったものの、
7割をキープ、という感じでした。



やってない割にはできてるでしょ☆



ムサビ対策は
過去問を1回解いただけでした。(!)

でもセンターのがんばりが「センター方式」の方で生き、
出来ない古文漢文はカウントされないし

無事にセンターも一般も受かることができました。





はい、センター方式一期生です。





Q3.どうやって大学、学科を決めましたか?

A . 勘。


もともと芸大にコースにいて、
「芸大に行くのがすばらしい」という洗脳のもと
高2から6年もの時を過ごしてしまっていたので
大学に入って何をしたい、とか
無いまま受験生をしてました。

芸大は入ってから決めるし。

そんなとき、
ふっと
ムサビのオーキャンに行ってみよう、、と思ったのです。

実は現役の時にも夏の説明会に来てるのですが
オーキャンは4浪のときに初めて「行こう」と思ったのです。

いままで来なかったのは
なんとなく遠かったイメージが強く残ってるから。



田舎っぽい道と
4号館前のひまわりと
コンクリの校舎しか覚えてませんでした。

が、
4浪のなやみになやんだ時期に訪れると
大学生たちはこんなにも楽しそうなことをやってるのか!!!

って目が覚めたのです。

はやく大学世にならなくちゃ!
と、初めて思った瞬間でした。



このときは
視デの1年生の友人に案内されたこともあって
100ドロの展示とかを念入りに見てたけど

家に帰ってから学校案内を熟読して
ムサビが絵画とか彫塑とかもやる、と知り、

なんかいろいろやってそうで、
粘土とかで培ったスキルも活かせるかなあ、と
工デを視野に入れ始めました。

この時点では
同じくいろいろやれそう、ということで
基礎デも考えてて

結局両方受かってしまい
最後の最後まで悩みましたが、
考えるよりも手を動かす方がちょっとだけ好きかな?
と、わずかな差で

私はいま工デにいます。




Q4.この時期、何をやってましたか?

A, ただひたすら夏季講習。ときどきバイト。

最後の年は7月でバイトを辞めた気がします。
夏期講習は夜間部の現役生も合同だったので
残って描きたかったから。

あーがんばったね。笑。





勉強は
「基本の英文法」みたいなのを買って
本当に5文型からやってました。

実はちゃんと塾とかに通った経験も無く
文法って習ったこと無かったので。

これは土台作りに役に立ちました。

どうりで文法問題できないわけだ!
っていう新発見ばっかりで新鮮だったし
学科の勉強はやればやるほど身になるので
息抜きになりました。

実技はやればやるほど迷宮入りだったから。







長くなりましたがそんな感じ。

夏季講習の独特な感じは嫌だったけど好きだったなあ。




はたから見たら美術一直線なんだけど
芯になるものは意外と無くて
「子供の頃から絵ばっかり描いてて」というわけではなく

絵よりも工作、美術より技術のほうが実は好きでした。

しかし自分が不器用だと気づくのは

もっともっと最近になってからのこと。笑。





先日実家に帰ったら
20冊くらいの大量の講評ノートと
12冊の、作品を撮り貯めたフォトブックに再会。

久しぶりに見るとすごい量です。

これをポートフォリオに載せようかと思ってます。





これが「私」と言えるものの一つです。

8単位

前々から思ってたんだけど、

クロッキー風、ってなんだろう。

よくよく考えると分からなくなってきますよね。
くろっきーふう。

ふう!って!

何度も繰り返される「クロッキー風」!

どのぐらいのクロッキーぽいものを求めてるのかしら。
ていうかクロッキーぽいてそもそもなんだろう。

くろっきーってなんだっけ。

ぐるぐる。。。

たぶんこれ、結構深い言葉ですよ。




それはそうと、
成績発表来ましたね。

実は裏技を使って、
数日前にはもう成績見ちゃってましたけどね。

うふふ。

その方法がちょっとネットで広まってしまって
ちょっとドキドキしました。



はい、
成績のURLとパスワード、
去年と変わらないぽいです。

上級生はもう知ってることなのかな?




からーずはあと卒業まで8単位でした。
(必修の除いて)

このままだと当たり前のように
体育を取らないまま卒業、ということになりそうです。

教職とか取ってないと、
なかなかけっこう単位ってあっという間なんですね。
(周りにはそうでない人もチラホラ居るみたいだけど笑)

8単位ってことは4科目。

1年の時はフルで取ってたから
その半分だ、って思ったら
優雅な午後が過ごせるんじゃないかな〜って
いまからわくわくしてます。



そもそもなんで大学に来たのか、ってとこで
美術とかデザイン以外の事も広く学びたい、って思ったから
ということを最近思い出したんです。

高校はデザイン科だったので
同級生のほとんどは推薦で専門学校に行きました。

でも専門は嫌だった。

それだけになってしまうのが怖かったんです。

実際講義で学べる事なんて
その学問の入り口くらいまでなんだろうけど
それでも、
自分のなかの広い庭にをまいていくような感じで
とても楽しい。

逆に、
こんなにも身近に
様々な分野の可能性が転がってる状況って
かなり貴重なんじゃないかとおもいます。



わたしは、デザインの道に対するこだわりも
他の人よりは薄いのかもしれません。

流れにのってここまでやってきたけど
「一般大」と呼ばれる大学が
気にならなかったわけじゃない。

実際受けるにあたって
デザイン科の授業進度では厳しいって分かったから
じゃあ美大で、ってなったわけで。




最初はただ楽しいからやってた美大受験も
何年も落ち続けてるとわけが分からなくなってきた。

なんでこんなにまでして、
わたしは何がやりたいんだろう。

じゃあやめちゃおうかなーって
思ったりもした。

でも
やめるかどうかを賭けたデッサンで
やっぱり楽しい、って思えた。

これしか、できない人にはなりたくないけど
これだけは負けない、人にもなれない。

中途半端なとこでうじうじしてる自分。

美術とかデザインとかをやってる人っていっぱいいて
美大でなくてもいろんなところにいて
そんななかで自分ができることってなんだろう、って常に考えてた。



そんななか出た、一つの答えが
「世界をハッピーにしたい」ということ。

その手段としてモノをつくることを学ぼうとおもった。



最初はただ目立ちたい、とか
有名になりたい、お金持ちになりたい、って思って
始めたデザインの世界だったけど
いまは、だれかの幸せの手助けになれるようなことを
していきたいと思ってます。

また、それがデザインであるかどうかは
分からないのですが。



最近、自分は
自分から何かを生み出すクリエーターというより、
だれかが何かを実現したい時に、それをサポートするような
補佐的な位置の方が自分に合ってるんじゃないか、
って思い始めてます。

あー、でもそのこと自体がデザインなのか?


なんか、自分のためだと頑張れないんです笑。
だから受験も向いてなかったのかも。

それはepa!での活動でも思いました。
団体のため、みんなのため、なら
どこまででも頑張れる、って思った。



それがやれシュウカツともなると
どうなってくるのかまた悩みどころですが。



19日に最初の就職ガイダンスがあるらしいです。

ほんとはもっと大学生やってたいんだけどなー。
10年ぐらいやっててもいいと思う。笑。

ってさっき思って
さすがに10年は言い過ぎかしらとも思ったけど
浪人年数に比例したら
10年なんてちょっとの時間じゃんね。

みんなはだいたい高3の1年間の受験勉強だとして4年の大学生活。
4倍。

私、高3を入れたら5年だもの。
4倍しちゃったら20年だよ。笑。

さすがに20年はやりすぎなので
この4年で学べる事は
なんでもいっぱい学びたいと思ってます。

単位は8単位で完了だけど
多分講義は受け続けるような気がします。

まだまだ受けてみたい授業いっぱい。

同じトラックをぐるぐるまわってた受験時代に比べて
やっと外の道を走り始めた感じ。
見るもの全てがあたらしくて新鮮。
3年生を迎えた今でも。



こうやってぐるぐるぐるぐる考えられるようになったのは
4浪した結果の事だと思います。
瞬発力はちょっと衰えましたが
それが私だと思ってます。

年齢をハンデには絶対したくない。

はてさてシュウカツ、どうなることやら。



100エントリー達成しました!

これからもっと、
長くてぐるぐるした日記を書いていくかと思います。笑。

良かったら時々お付き合いください☆

3回目の春・アパート探し

2年前のちょうどいまごろ
私は一人暮らしをきめました。

全然一人暮らしとかするつもりはなかったけど
お母さんをつれて
ムサビのアパート案内を見にきて、
物件を4つくらい見てたら

決めちゃってました。笑。

『遠いわね!これは通えないわ』
ってことで決まったのですが、
それって結構最初だけ。

迷ったりもしますし。


現に何度目かに来た時には
『これなら通えそうじゃない』
って言われました。

親に一人暮らしの許可をもらいたいなら
車とかでムサビに来ちゃだめです!
一緒に過酷に電車で来ましょう笑

女の子は、夜の玉川上水を歩かせるのも良いとおもいます。

っていうか
実際12時頃になると、
大きな道路にも車さえいなくて結構こわいのよね。

そーゆーときは
だれかが待ってる家に帰りたいよ〜って
ちょっと思ってしまいますが。



でも課題提出直前とかになったら大変なんだから!
ぎりぎりまで工房に残って、
プレゼンボードを仕上げるために電車に乗って
何時間もかけて家に帰るだなんて!

私にはできません。

工デの人は特に
持って帰ってやれない作業が多かったりしますからね。

ほんとに切羽詰まったら
ベランダで塗装しちゃうけどね。

あと、朝の通勤ラッシュで
大事な作品を持って電車に乗るとかできない!

就職したら会社の近くか混まない路線に住みたい!



アパート探しのオススメポイントとして
特に工デの人へ言えること、
それは
収納スペースは多いに越した事ないということです!

とにかく作品がかさばる

写真を撮って壊すような空間系ではないし。

あ、でも彫刻科とかもかさばるのかしら。。



とにかくデジタルな学科に比べたら多いです。

私の家にも
湯沸かしポットの隣に
IDの最初の作品がビニールに入ったまま置いてあったり
(だって変なとこに置いたら割れ物だし危険、、)
直そうと思って持ってきてそのままの懐中電灯のモデルも
台所のゴミ箱の蓋の上に載せてあります。

ああ、部屋を片付けなければ。。



変に完璧主義というか
いつか時間をかけてガッツリ片付けよう!って
思ったりしちゃっているので
それまで手を付けられずにいるのです。



この前マンション(うちはアパートじゃなくマンション。内容に大差はないですが)の
契約更新にいってきました。

というのも
ものすごくここが気に入ってるとかでもなく
引っ越しの片付けとかする余裕がないから!



しつこいインターネットの勧誘を断り続けているのも
工事がすぐに終わるっていっても
工事のおじさんを部屋に呼べるくらいにまで
片付けをしなきゃいけない時間はいまのとこ無いのよ!

っていう有様です。



あと、この辺では必須とされる自転車

無くても2年間大丈夫でした。笑。

正確に言うとあったら便利だろうに、って思った事はいっぱい。

いや、もっと正確に言えば、乗れたらいいのに、って。



私、乗れないんですよ。自転車。
入学前に買ってはもらったんですが、
1回目にやっぱりほとんど乗れなくてそれ以来。

小中高と駅から近かったし、家も駅から近かったし、
まず需要がなかったのよね。

それに比べると
ムサビは駅から遠いし、
坂が無いから走りやすそうだし、
ちょっと行けばホームセンターやらご飯食べるとこやら
ドンキやらがあるし。

うーん、
私が自転車に乗る日は来るのだろうか。

市役所も1時間歩いて行ってました。
この時期ならのどかで気持ち良くていいんですけどね。



自転車に乗れる方、
学校も駅も遠いあたりは
比較的家賃もお安いようですよ。



春休みにやろうと思ってたことの
ほとんどができないまま
(epa!の展示とコンペはできた!)
もう1ヶ月を切りました。



というわけで2010年の目標に変更!

とりあえずまずは部屋を片付けたいですね。
学校始まっちゃったらこれが一番無理だから!

入試の思い出〜工デ編

いよいよ工デの試験ですね。
今日は最後の1枚の人もいれば、
上京組はいままでの復習って感じなのかしら??



さっき初めて、
工デと映像が同じ試験日なことを知りました。
併願できないんですね。

1年生では他の科の授業も2つ取れるけど
工デの人は映像の授業は最初から取れません。

工デだけだとおもう。
全然映像やらないの。
なんででしょう。




では工デの試験の日の思い出。



私の試験のときは
なんかぽかぽかした日だったような気がします。
曇ってたけど。たしか。

受験にありがちな失敗の忘れ物系ハプニングは
指差し確認さながらにチェックしていたので
私には起こりませんでした。

ので、
学校の中に世界堂がある、とか
入学してから知りました(笑)。

ムサビの世界堂にしか無い絵の具(リキテックス)とか
コピックとかあるから、
試験終わってから寄るのもいいんでしょうね。
混むでしょうから。



この頃の私は
ひとりでバスに乗れない子だったから
もちろん鷹の台から歩きました。

がらがら引いて。

私は何年もがらがら引いてる上に
いろんな予備校のコンクールに参加しまくっていたので
初めての道も難なくがらがら出来ましたが
慣れない人は何度も玉川上水の木の根っこに引っかかって
カートを横転させていました。


あ、わたし、受験は何度もやってたけど
ムサビを受けるのは初めてだったんですよ!


カートさばきに自信のないひとは
きつめに縛ってきましょうね。

っていうのも
多分都会から来た人は
根っこだらけの道とか苦手なのかも。
いつも舗装された道しか通らないとね。

『都会育ちめ!』って
勝手に思いながら歩いた記憶があります。

根っこを乗り越えるコツは
両輪で上がることですよ〜



私の年のデッサンはビニール傘と
チャイルドシート。

多分、
前年までと傾向が変わってたんですが
いわゆる『工デ対策』を一週間しかやってこなかったので
さして気にしませんでした。

それより、
透明ビニール傘は現役のときの芸大の試験で初めて描いて
全然描けなくて、
1浪の時にいっぱい練習したので
よしよし。って思いました。



ちょっと雑になったけど
まあこんなもんでしょ。
あと10分か〜

とか思いながら
少し床をキレイに描き直したり
黒をしめたりしていたのですが
一向に終了コールがかからない。

よくよく考えたら
9:30スタートなことを忘れていたんです!

予備校でずっと9:00-12:00でやっていたから。

なんといううっかり!
そして気づくの遅っ!!

でもまあ逆じゃなくてよかったです。
30分足りなかったら死んじゃうよね。

てか前日も9:30からで練習してきたというのに
こうゆうことって起こっちゃうんですよね。
試験ってこわいね。

というわけで
落ち着いてトイレに行ける時間を得ました。





午後は色彩。
移動もあるし
お昼は色彩の部屋に行ってから
さくさくぱんだを食べたのみでした。

普段から予備校でも
お昼あんまり食べてなかったから楽勝です。
チョコひとかけとかで暮らしてました。
今考えると信じられないけど。

やー、でも全然時間無いよね。

色彩の部屋は8号館の部屋で
机広々でした。
わ〜い!って感じ。

製図板(机の上に置いてあるでっかい木の板)の横に
透明の定規を置いた事を忘れて焦らなければ
やりやすい環境だとおもいます。

色彩は透明のコップ。
紙コップじゃないしなんていうんだあれ。
プラスチックコップだと伝わらないんだよね。

私はずっと芸大系でやってきていたので
モチーフが出たのはよしよしでした。

色は対策の一週間で決めてきた色合わせそのまま。
てかそれに必要な色プラスαしか持ってきてない。
必殺ムラサキも家から作ってきたものを使いました。

必殺ムラサキ
塗りムラの出やすいマゼンタとバイオレットの2色を
1:1で混色で塗りやすくしたもの。(ホルベインのアクリラガッシュ)
元々彩度の高い色なので
混ぜてもキレイ!


実際に、
前日うまくいった構成と
色合わせそのままですすめました。

のに、
最後の方まで何色にしようか迷った場所が多発し、
焦って使わないはずだった絵の具もいっぱい使う結果に。

予備持っててよかった〜だけど
あとから合格作品集&オープンキャンパスで自分の作品を見ることになり、
再会の感想は『おほぉ!焦ってる!笑』でした。

典型的な『工デ平面』っぽい色合わせじゃなかったから
それの元気さで目立ったのかな?って気もしました。



ムサビは立って描いてても多分おこられません。
私も後半はほとんど中腰で描いてました。

なにごとも冷静にね!っていう!

入試の思い出

今日は出かけた帰りに
国分寺で帰り道の受験生の大群に会いました。

ちょうどバスが来た所で。

ガラガラひいてた荷物から
油の匂いがしたので、
科が分かってしまいました。

こんな天気の中おつかれさまです。




せっかくなので
わたしも試験の思い出を。


というのも
今日国分寺の駅の中を通ったとき、

そういえば試験の日の朝、
国分寺駅のトイレに駆け込んだこと
を思い出したのです。

なんか勢いをつけるためだったか
普段食べないようなものを食べたような気がします。

普段慣れない長い電車の旅ですしね。

ガラガラを引いてたから
あれはたしか試験の日だったのです。



ガラガラってジャマですよね。
ってハナシ。



工デと基礎デを受けた私は
最初の試験が学科でした。たしか。

『ムサビの方は寒いよ〜!』
『防寒はしっかりね!』

っていろんな人から言われ、
持ち慣れないカイロをポケットに忍ばせて
ムサビへと向かったわけです。

数日前の視デの試験の日には
確か雪が降ったんです。
かわいそー視デ受ける人、って思った記憶があります。

学科の日にもまだ雪が溶けずに残ってて
テンション上がりながら。
(雪を見ると無条件にテンションが上がるタイプ)



私の試験部屋は
8号館の広い部屋でした。
始まるまでの間、
まわるイスでくるくるやってた気がします笑。

だって
重いから教科書類とか持ってきてなかったんです。

いざ試験が始まると
受験生のために温められた部屋は温室のような温度に。

人より暑がりの私は
長年の『試験では我慢とかしちゃダメだよ』という教えに従い、
着てきたカーディガンを脱ぎ、
なぜかほぼ半そでアロハのようなシャツで試験を受けていました。

雪の残る2月中旬の出来事。笑。



ちなみに
後期の学科試験は
12号館のせっまい部屋での試験だったので
この日もまた暑かった気がします。

まあ、
問題を解くのに時間が足りなかった焦りもプラスされて。

暑がりの人は
脱ぎ着できる服装で来ましょうね。



ちなみに
受験お菓子の『さくさくぱんだ』を必携していました。
試験1日に1袋。

持って行き忘れた芸大の試験以外、
さくさくぱんだのおかげでパーフェクトでした。


今年も出てるのかな?

あと、
さくらのキットカットも
味が好きだったんだけど
不評だったのかもうなくなっちゃいましたよねー。

さくら味自体も
結構すきです。

この一ヶ月

空白の一ヶ月、すみませんです、、、。

もう試験が近づいてきてるではありませんか。
私の友人も、入試バイトで
毎日学校に行ってます。

体力さえあったら私もやってみたいけど
絶対むりー

階段を上がるだけでしんどいです。最近。






最近の私といえば
1/25に二度目の年女バースデーを迎え、
ひとりで過ごすのはやだーと思い
かなり前から『実家に帰ろう企画』を考えていました。

大学生はテストが済んだらながーい春休み。
4月までほんとに休み。



普通なら実家でながく過ごせるんだけど
こっちでバイトなんてしちゃってると
帰るに帰れないんだって!

バイトとか始める予定の人、
そこのとこ考慮で考えないとだめよ。

周りのみんなは2週間とか長期で帰ったり
旅行に行ったりしてるけど
休めて一週間です。わたし。



そんなわけで
3.4日帰って、一週間こっちで過ごし、
また5.6日帰る、、、的な
ここ一ヶ月を過ごしています。

電車代が泣けます。

気が済むまで実家で過ごしたい〜。



実家では
ずっとできなかった地元探索もちょっとできました。
知らない店がいっぱいに増えてるー

3月にまた
今度はちゃんと調べてから行きたいな〜



DSC_5279-0213-3.jpg


一眼持ってくのが怖かったので
(前にコンデジを砂で故障させたことがあって)
一眼を買ってから一年、やっと初太平洋です。

しかも初RAW。
これからは面倒でも現像してみよう〜。



夜中まで大きいテレビでFFやり放題だった&ご飯食べ放題の
楽しかった実家生活に別れ告げ、
これからは展示とかコンペとか宿題とか
いつもの仕事に戻らなくてはです。
もちろんバイトも忙しい。



私が住んでる所は
徒歩でムサビに来る時のルートにあるんですが
試験期間の朝は
ガラッガラガラッガラ
カートをひく音で迎えます。

みんな頑張ってね〜
って神聖な気持ちになるけど
時々『大丈夫か!?』っていう時間に聞こえることも。

近隣の人たちを心配させないように
時間には気をつけましょうね。




忘れ物関係で大事なのが
予備校に忘れ物をしてこないこと。

忘れやすいNo.1がバケツです。
ふだん持ち歩かないからね。

私の友人には
ペットボトルで乗り切って受かった、
なんてツワモノもいましたが
そんなことにならないようにね。

持ち物とか時間とかが書いてあるやつ(入試要項?)は
この時期持ち歩いていた方がいいのかもしれないです。

うんうん。

マークシート

早くも明日はセンター試験ですね!

毎年のように雪が降るというウワサのセンターですが
今年の東京は大丈夫かな??



初めて行く場所で
初めて乗るような路線で
キンチョーしますよね。

会場には早めに行っときましょうね。

↑というのは普通の助言で、、、

あまりにも早すぎると、
周りに人があんまりいなくて
道に迷うことがあるので注意です。
笑。

わたしはそれでした。

早く行く人は特に
道をちゃんと調べておきましょう。



あと鉛筆の削り方。

いつものデッサンの削り方だとマークしづらいし、
カッターで机の上を汚すのが嫌だったので
いわゆる『えんぴつ削り』で削って
キャップをはめて行きました。

でも
事務用のアルミのならいいんですが、
ファンシー系のカワイイキャップは注意が必要!

ステッドラーとかのドイツ鉛筆だと
日本のより径が細いので
先の細い穴から飛び出てしまうんです!
(ユニとかなら大丈夫)

ドイツ鉛筆愛用者は注意!

ちなみに私はリラっていう鉛筆を使っていました。
ドイツ鉛筆!



もしファンシーキャップに
ドイツ鉛筆しか持ってないよーというのなら
互い違いに輪ゴムで縛っていけばおっけー。

ーーーー→
 ←ーーーー
ーーーー→

こんな感じで。



あと補足。


不振な人が隣でも惑わされない事!

結構大事です。
そして意外といらっしゃるものです。どこの会場にも。


では検討を祈ります!

受験シリーズ始めます。

最近更新がだるだるしてましたが
某さんにならって私も受験の話をそろそろはじめようかと思います。


クリスマスを過ぎると
そろそろ冬期講習も終わりですよね。

いやむしろ
予備校によっては
「クリスマスなんて関係ない!」的モチーフを描かされたりして
うまくいかなくて夜まで残ったりして
クリスマスいつ終わったんだろう、、、

ていう人もいるでしょうね。
私はそうでした。




デザイナーは遊んでないとだめ
とかも言われたけど
受験生はそんな気分になれる人ばっかりじゃない。

たしかに今思うと
課題もやって、ちゃんと遊んでるくらいの
うまく立ち回れる人は
デザイナーに向いてるのかもなと思いますが。

クリスマスが純粋に楽しかったのはいつまでだったかしら。。

冬期講習が終われば
お正月です。
家族団らんするもよし、
合格を祈願しにいくもよし。

浪人生は
別に年賀状とか出さなくてもいいです。笑。
今回は存在を消しておきましょう。

最後のお休み期間をうまくつかって
リフレッシュ。



あとは
手帳に受験のスケジュールを写したりしてました。
願書締め切り(必着がいつなのか消印なのか)
デッサン(時間は?)
色彩
学科の試験(科目)
合格発表
手続き
。。。


手に入れた願書に
各科の受験スケジュールが載ってますよね。

受けるか受けないか
まだちゃんと決める前の学科も
とりあえず全部写しました。

そうすると
スケジュール的に
もっと絞った方がいいかもとか
見えてくるはず。



あと
持ち歩く事を考えると
あまりにも分厚いのは避けましょう。

私は月間スケジュールだけの薄くて大きめの手帳を
つかっていました。

まあ、
イメージが大事ってことです。


なにはともあれ、
願書は早めに手に入れましょう!(最重要☆)

2004年の夏〜18歳の思い出

うっかりしてる間に数日が経ってしまいました。。

夏ももうすぐ終わりって感じですね。
でも明日はまた30度越えするらしいです。

8月31日といえば
高校生までは夏休み最終日でした。

でも、
浪人生はやっと夏期講習が終わって
少ない夏休みを堪能してるころでしょうか。

ムサビは9月の第2月曜日から学校なので
もう1週間休みであります。


この前、バイト先の普通大学の人たちが
まだまだ夏休みと聞いてビックリしました。
一番長い人で10/20から学校っていう人もいました。

ムサビの夏休みは短い。
とはいいますものの、
高校→予備校しか経験してないと
『まあ、そんなものか』と思います。



2004年。
18歳。

一浪の夏であります。

高校生の時に比べたら
ちょっとは実力がついてきた感がありましたが
まだまだ戦えるレベルではなく。。



夏休み最初の色彩構成で
なんだか急に閃いて出来た絵があって、
普段ライバルだと思ってたあまり仲良く無い子まで
『これ、いいよね〜』って言ってくれたことがありました。

デザインってこうゆうことか!って
その時はちょっと思ったけど、
それ以降はたいしたヒットがなく。。。笑



立体(粘土)も死ぬほど苦手だったけど
なんだか割り切って作ったコンクールの作品が
まさかの1位に選ばれ、
少しだけ立体に自信が持てました。

でもこちらもこれ以降たいしたヒットがなく。。。

結局1年のうちでこの時期から秋くらいまでがピークで
2浪することになってしまったのです。




この年には友達ができました。

現役のときは
『どうせみんな敵になるんだし!』
って思って友達を作らなかったけど、
作ってみるといいもんですね。

話してみると、
意外と同じようなことで悩んでたりとかするもんです。

一緒にGDPを見に行ったり
銀座のギャラリーに行ったり、
浪人生ならではの放課後の使い方もしてました。

結局5人組のうち
二人は女子美へ、
二人はタマビへ、
私はムサビへ来ました。

別々の道に行きましたが
いまでも時々会って、ギャラリーを巡ったりしてます。

逆に高校の時の友達とかの方が
卒業してから全然連絡取ってなかったり。
(まあ高校でも友達すくなかったけど、、、)



女子美に進んだ一人はこの春に就職し、
来年の夏には結婚する予定!

初結婚式にちゃんと出席(先生のにちょっとだけ、とかはあった)です☆
それまでにどうにかして痩せなきゃー。


とか言いながら
今年の夏は全然痩せられなかったからーずです。
あんなにバイトがんばったのに。。。

2003年の夏〜17歳の思い出

また雑誌を衝動買いしてしまいました。。

カメラ雑誌2冊とフツーの洋服の1冊。




カメラ雑誌とかデザインの雑誌って
高いから痛い出費です。

でも、
2.3冊まとめてぼーん!と買うのが好きなんです。

財布に3000円以上入ってたら注意です。

今日は3500円くらい使いました。
(実家でおばあちゃんにもらったお小遣いなのに、、、。)



昔から本が好きなんです。

でも、読むのはあんまり好きじゃないです。

なんだろう、
手に取って、ページをぴらぴらめくって、いろんなページがあって、、、
っていうのが好きです。

だから買う時は早いですよ〜

ぱ〜〜〜って
めくってすぐに
『これ買おう』
って決まります。

内容じゃなくて
ページの紙質と
文章の量とカタチ、配置のされ方
写真のレイアウトなどなど、
モノとしての本が好きなんです。

だから文章自体は何語だってかまわない。
(でも洋書は独特の匂いがするので日本産が好きです。)

そんなわけでうちには読んでない雑誌がいっぱいあるのです。



これ、平面系デザインを目指しそうでしょ?




2003年。
17歳。


高校も3年にあがり、
予備校も基礎科から受験科にあがりました。
私はデザイン科を選択。

本当は油画科とかも迷ったけど、
受験科体験授業のときの
デザイン科の先生が優しかった&少し評価されたから
デザイン科に進みました。

高校選び同様、テキトーでした。

さらに年度の初めの石膏デッサンを
その優しかった先生に1番に講評され、
その先生が芸大系で教えてる先生だからっていう理由で
私は東京芸大を目指すこととなります。

しょーもないっす。



評価されるところでやりたい。

っていうのは
昔からの私のスタンスでした。



浪人生に混ざっての夏期講習は
思ってた以上にしんどくて、
何度も嫌になりました。

まず、一日中絵を描くのがしんどかった。
朝早く、夜遅くまで。

しかもスーパー上手い浪人生より評価されるはずもなく、
自分下手ー!!って嫌になってました。



それでも
その優しい先生は
『講評されなくても必ず見せにおいで』って言ってくださって、
講評後に見せにいって、
講評されなかった絵にコメントをいただく
という活動をしていました。

何回も家で描き直して持って行ったり。


結局ご存知のとおり
私は浪人することとなり、
優しい先生は予備校を辞めることとなり。

でも
このあと何年もがんばれたのは
この夏にがんばったからだと思います。



思い込んだら一直線タイプなので
この年からずっと芸大1本。

ムサビは4浪目にして初受験で合格だったので
いま思えば
ムサビ向きだったのかも、
現役で受けていれば、、、

チラッと思うこともありますが、
多分ステキな未来は訪れなかったはず。



その人のタイミングで
その人に合った学校が
『おいで』って
言ってくれるような気がします。

そんな呼ばれるような人になれるように
日々がんばりましょうってことですね。

夏季講習

あついです。
暑すぎて蜃気楼が見えます。
部屋なのに。
クーラーも全然きいてない気がする。。。



東京はすこしばかり、
地元に比べると暑いです。

あ、私、地元が鎌倉なんですけど、

海の風と山からの風で、
夏すずしく、冬あたたかい、なんです。

2駅くらい内陸に昇っても、
結構気温が違ってました。

海は見えないけど、
海の花火は部屋から見えちゃうようなところに住んでいたので
海の風を受けながら生きてきたわけです。

しかし現在、
内陸まっただ中の生活。。

夏暑く、冬寒いと言われてます。
平らな土地だから風がないんですよね〜。

そろそろ海が恋しいです。




受験生は夏季講習が
始まったころだと思います。

現役生は『受験が始まった!』って感じだと思うし、
浪人生は『勝負所だ!』って感じですよね。



私は夏にあんまり好調だったことがないんですけど、
まったりしてしまったのが原因だったと思います。

まあ、やってる時には気づかないんですが。

年度スタート時、夏前の勢いがなくなっちゃって、
暑いし、
現役生とか1浪生がどんどん上手くなってくし、
暑いし、
地元に帰れば海に遊びにきてる人であふれてるし、
暑いし。

変にまとめようとしてまとめきれず、
時間をもんもんと過ごしてしまっていたような気がします。



いま思えば
本番の1枚が成功すればいいんだから
夏の1枚くらいもっと楽しめばよかった。

楽しむのって難しい。

でも、
このくらいの時期が楽しみ時ですよ。
私は楽しめなかったから
冬まで不調を引きずってしまってました。

なんかいろいろ嫌になってた。



でも、
せっかく時間かけて
やりたい!と思って始めたことに打ち込めるんだから
それを楽しめないのはもったいないです。

それに気づいたのは2月あたまとかだったので
もっと早くに気づいてたら
ちょっとは違う結果だったかもと思います。内容的にね。



うちの予備校の講師に
『受験生の時は毎日課題が用意されて、毎日挑戦できる。
そんな恵まれた環境はこの先ない』

と言われました。

その時はふーん、ってしか思わなかったけど
今は大納得です。うんうん。

大学生になると
課題のスパンが1ヶ月とかに長くなって
その分考える時間は増えるけど
挑戦するのが難しくなる。

というか、でっかく失敗するのがむずかしい。

失敗したくないしね。

でも失敗って
結構そのあとの役に立ったりするもんですよね。

その点、
受験生の課題なんて1日に1課題
ムサビの対策だったら2課題できちゃうんだから、
もっとめちゃめちゃにいろいろやってみたかった。って思うんです。

それが夏にできた人は
秋も上手くリズムに乗れて、
冬にうまくまとめられ、
良い状態で受験期を過ごせるんではないでしょうか。




受験生のときはもうやだーって思ってたけど
今はちょっとだけ受験生の課題をやってみたい気分です。

今ならもっと面白くやれるはず。

面白いことなんですよ!
客観的に見ると!



とか思ってたら
色彩構成してる夢を見ました。

リアルだったー☆



夏休み中には
1回くらい予備校に里帰りしたいです。

高2の夏から6年間居たので
もう第ニの家のような所です。

保護者

某さんジャスミンさんの日記から
『そういえば』と思い出したこと。



18歳になったら許されること、20歳になったら与えられるもの、
わたしの場合、パチンコはしませんし、タバコも吸いません。
お酒もかなり弱いので(チューハイ1缶飲めないくらい)、
なかなか『20歳になった〜!』っていう感じを味わうことのないまま
ずるずると浪人生を続けていました。
年金も若年者のなんたらで持ち越しにしてたし。(学生じゃないんで。)

もちろん、選挙に行ったこともありません。

選挙に関しては、良く知りもしまいまま選挙権を行使するのがいやなので
勉強する余裕ができたら行こう、と思ってるのですがいつになることやら。



そんな私が『自分、大人になったな』と実感したのは
通信教育「Z会」の申し込みをしたときなのでした。

このとき21歳。

センター試験5回目の私は、
5回目にしてまだまだ参考書を山のように買い占めてました。
芸大を受けていたので英語と国語以外の1科目が必要で、
私は数年ぶりに『倫理』を勉強しようと思い、
買ってた参考書の中から信頼がおけそうなもの&過去ちょっとだけやってた、ということから
Z会の倫理コースみたいなのを申し込むことにしたんです。

名前書いて、住所書いて、生年月日書いて、、、
一番下に『保護者のサインと捺印』の欄があったのですが
もうすでに未成年でない私には『保護者』が要らないということが
このとき初めて判明したのでした!



センター試験の勉強とかしてるけど
法律的には大人と認められてて、
とても複雑な気分でした。

こんなフシギなところで
大人になったことを実感することになるとは思ってもみませんでしたしね。

急に何かにつきはなされたような、
自由になったような感じがして
注文ハガキがとても重たく感じられました。

しかも申し込むのがよりによって倫理ですから。笑。




実際私は独学のセンター対策以外に
学科の勉強ってしてなかったんです。
そういえば。

本当は学科の授業とかとりたかったけど
お金もないし、なんとなく1度も受けないまま5回目のセンター。

そんななか、
ムサビでもセンター方式が始まると知り、
『じゃあ、受けてみるか〜』と思ったのがはじまりでした。

記念なので一般とセンター両方受かったけど、
センターの方で手続きさせていただきました。

センター方式一期生です☆



なにが身を助けるかとかわからないものです。

夏は夏期講習の思い出あたりの話を書いていこうかと思います☆

なんのためにやるのか、ということ

某さんのこの日記を読んで
いろいろ考えるところがあって
ちゃんとそれを書きたい、と思っているうちに

数日が経ってしまってました。。



私には現役の頃から
『上手くなってから受かろう』という
いま考えたらおかしな目標ずっとがありました。


当然、やっていく過程の中で
『上手く』なって、
それで合格までできたら万歳だとは思う。

一部の現役生と、多くの一浪生は
この辺に当てはまるのではないかと。

何度か書いていますが、
私は4浪してここに来ました。
しかも第一志望校ではありませんでした。



毎日死ぬ気で描きまくって、勝ち得た合格。

そんなようなフレーズをよく聞きますが
私の場合、ここまで頑張れなかった。





なぜなら、『目的が無い』ということに気づいていなかったから。




上手くなって、というそれは、単なるスタイルでしかなく、
試験に何を着ていくか、くらいにどうでもいいことなんじゃないかと思う。

まあ、ちょっと寒いから気をつけてね。くらいで。

ファイン系の学科にも同じことがぴたっと当てはまるかは分からないけど、
大事なのは受験で培った『がんばるチカラ』と『考えるあたま』ではないかと思う。

実際大学に入ってから必要なのはこっちです。
石膏デッサンが上手い、とか、全然要りません。



人生100年と考えて、
大学に入るまでの期間が半年であれ5年であれ、
長い目で見たらそんなに変わらない気もします。

ここで修行がすべておわるわけじゃない。

ただ、
自分と向き合って来た時間は
圧倒的に浪人生の方が多いと思います。

これは浪人年数に比例するでしょう。

自分の嫌な部分と毎日対峙して
やっとちょっとだけ『自分の好きなところ』が見えて来た時に
受かっているのではないかと思います。

その点でなんとなく分かってる風に見えたり
偉そうな発言をしてしまったりすることがありますが

無力な自分を認めたことがある、というのは
きっと人を一段階成長させるんじゃないかと思います。

もともとなかなかの負けず嫌いで
それを受け入れるのに何年もかかりました。ほんと。

なんで、あの子の方が褒められるんだろー。。

毎日そんなことにもんもんとしていたけど
『あの子』のことなんてどうでも良かったんですね。本当は。

それより物事に対して、ちゃんと向き合うことが大事だと思います。



それができた人が
大学に受け入れられる。

いやぁ、簡単ですね。



合格するためには最低限何が必要で
今のわたしには何が足りなくて
すでに持っているものは何があるか。

この3つが分かればあとは進むだけ。

多分、
早々に合格された方々は
当たり前のように論理的にこのことを導きだしていたんではないでしょうか。



実際、現役で入って来た人たちの頭の良さには
いつも完敗してます。。



多浪して得たものは
多少、失敗するということに対しての免疫ができたのと
諦めない、やめない、という固執力、
あとは自分の長所や短所が分かった

というあたりでしょうか。


要は受験=自分分析です。


で、試験の日に
『こんなふうに物事を考える私、どう!?』と
プレゼンする。作品を通してね。

なんか文字にしたらやたらシンプルですが、
この答えにたどり着くには結構時間がかかるもんなんです。



受験生の人へ。
これは私なりの答えなので
自分で出した答えが出るまでは苦しいかとは思いますが
なんらかのヒントになれば幸いです。




次回、
私が受験中に突然閃いた『勝利の方程式』を発表しちゃいます。



ちなみに私はムサビのオープンキャンパス
かなりのターニングポイントになりました。

むだにもんもんとしてるんだったら
足を運んでいただいて損はないかと思います。



ムサビとか、受けないし。。。
って思ってる人こそ
見ておいた方がいいんじゃないかと思うのです。





あ、あと
完全に乗り遅れましたが、
私もポルノグラフィティ好きです。ハルイチさんがすきです☆