ロンドン観察日記

どうもお久しぶりです、べべです。

突然ですが、今わたしはロンドンにいます。

ロンドンまで何しに来たのかというと、セントマーチンというロンドンの美大の短期アートコースを受けるためです。

こちらにいる期間は諸事情あって2週間。
最初の週は語学学校、二週目はセントマーチンのアートコースという超ぶっこみな予定です。
はてさて、あっという間に最初の週が終わって、最初の週の感想でも。


こっちに来てやめることができたことが一つあります。
それは、
溶け込む努力。

今までどこに行ってもすぐにそこに馴染みたかったし、浮くのが怖くて必死に努力をした記憶力があるけれど、こっちに来てそれをやめました。

そもそも白人でも黒人でもラテン系でもないので見た目で浮く。
ロンドンは比較的色んな人種がいるけれど、アジアンは基本めっちゃ浮く。

差別はされないけれど、
「あの子は中国人かな、韓国人かな」みたいなことはちょいちょい聞こえる。
嫌なかんじはしないから純粋に好奇心なんだなって感じ。
(イギリス人の名誉のために書いておくと、皆基本親切です!まだ差別主義者には会ったことない。


もう一つ浮くのを気にしなくなった理由として、ひとりで来たし、ひとりで行動してるし、修行のために来ていると思っているので特に誰ともつるまずにいたら語学学校でふんわり浮いた笑

語学学校というのはとても特殊な場所で、英語を学ぶために他国からたくさんの人が集まるから、色んな人と話したりできるのかなと思うじゃないですか。
それが、あまりそうじゃないんだよね。


まず基本的に西洋系と東洋系でグループがふたつに分かれる。
それはなぜかというと、多分根本的な感覚の違いがあるのが一つ、それと、言語体系の違いから近い言葉同士だと英語が微妙でも言いたいことが伝わりやすい(例えば、ドイツ人とトルコ人が同じクラスにいるけれどそこはお互いの言語を推測し合って話している

三つ目は初級からほぼネイティブレベルまでたくさんのクラスに分かれて授業をするのだけれど、上のクラスに行けば行く西洋系、下から真ん中まではほぼ東洋系ばかりになるからっていうのもある。(クラス違うと友達になる機会って少ないからね

この三つの理由と、やっぱり楽だからっていう理由でその国の人同士で固まることが本当に多い。
ていうか、グループの構成の仕方がほぼ国ごと。

1週間しかいないけど、あんまり日本のグループにばかりいるのも修行にならないやんかーと思って他のグループに話しかけに行ったりしてみたところ、皆行けば親切に迎えてくれて話してくれるけど段々その国の言語になっちゃうからわかんなくなっちゃうんだよね笑


人は自分と近しいものを求めるし、何ヶ月も何年もこちらにいたら同郷で助け合って生きていきたいと思うのはきっと当然のことなんだよなあと、ここで長く暮らしている学生たちの胸の内をちょっと想像してみたりしてました。
実際、もう8ヶ月以上もここにいる韓国人の男の子に「もう帰りたいよ、、」と愚痴られたときは何と言葉をかけていいのかわからなかったです。


以上、語学学校の人間模様観察結果でした。

投稿者:bebe : 2013年03月16日 17:40

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コメント: ロンドン観察日記

いいなあ。
すごいなあ。

私は学生時代、海外に行くことを親に大反対されて諦めました。
長女は高校の修学旅行が海外だったし、次女は専門学校の研修でフランス行ったし、末娘も今年修学旅行で海外に行く予定です。
若い時に色々チャレンジできるって本当に貴重なことです。

べべさんの今後にも期待してます。
後半のレポートも楽しみに待ってます。

投稿者 poncho : 2013年03月16日 21:03

ponchoさん

無事帰国しました!
我が両親はわたしが外に出て行くこと、世界を見てくることを幼いときからわたしにさせてくれていたので本当にありがたいと思っています。
チャンスを与えてもらえる場がある以上、その中で最大限もがいて収益をあげてこようとしている最中です。

2も書きましたので、良ければご覧くださいませ。

投稿者 べべ : 2013年03月28日 02:53

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