考えた1

卒製のムービー企画、無事教授陣の許可を得ることが出来た。よかったよかった。

これで心置きなく製作できる。アスペクト比16;9で作ります。だって個人的にこの比率、好きだもん。あまりカメラを動かさないで済むからね。カメラ動かしすぎると墓穴掘るっていうのもあるけれど、やっぱり静かな場面やドラマチックな場面を作るときには固定カメラでもいい気がする。そういうときに雰囲気を作るのが音響で、音響が生きるのはやっぱり固定カメラで撮っているカットかなと。そういうときに16;9だとなんかしっくり来る。映像科でもない人間が言うのもなんだけれど。

もちろん大王四神紀1巻の45分あたりに出てくる、黒朱雀と残りの三神の戦いのああいう激しいカメラワーク、個人的には好きだし、まねしたいなとも思いますが(めちゃくちゃ大変だけれど。どういうコンテ、作ったんだろう、あれ。)、一方で画面をぐるぐる回すだけで絵を持たせるのは自分が作る身になると、ここまでは到底必要ないし、やってしまうとそこの部分だけ異様に浮いてしまう気もする。なによりも時間そのものを描けない。被写体の動きは描けるけれど。どちらがいいというわけではないし、目的にもよるし一概にこれとは言えないですけれどね。

アニメーション作ろうと思ったのが去年ぐらいからだし、ましてやビデオカメラ→CGで行ったこともあって、平面的に絵をとらえて、というと語弊があるんで「アニメならではの空間の見せ方や動きがある」という絵作り感覚になじめない。
やっぱり3次元的な世界で考えてどう見せるだろう、とか間の持たせ方とかでしょう?

ということを教授と話していました。小津安二郎の「彼岸花」とかタルコフスキーの「ストーカー」とか、果ては「怪傑ズバット!」といった馬鹿ネタを例に挙げながら日本画ばなれしたトークをしていました。(ある教授は作品のタイトルねたを映画のワンシーンから引っ張っているとだけあって、映画に対して思い入れの深い人がいる。)
課題になると急にかしこまって、絵に関して不毛な議論をすると影で言われている日本画ですが、なかにはこういう絵以外のことでも深く話せる教授の方もいて、楽しいですよ。

投稿者:annwn : 2008年09月09日 03:19

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